
適用害虫
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アブラムシ類
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アザミウマ類
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カイガラムシ類
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ミカンサビダニ
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チャノホコリダニ
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ミカンハダニ
(通常散布のみ) 
モベント®フロアブルの
適用害虫と使用方法(かんきつのみ抜粋)
	
    2021年2月現在の登録内容

※印は収穫物への残留回避のため、本剤およびその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します。
その他の適用作物、適用害虫等は製品ラベルをご確認ください。
植物体内における
有効成分の移行性
		モベント®フロアブルは、殺虫剤で唯一、
導管と篩管の2つのルートを利用し、
有効成分が植物体内を上下二方向に移動します。
		
		有効成分が植物体内にとどまり、
害虫への防除効果が長く維持します。
				処理後に展開した新葉や結球内に移行し、
吸汁性害虫から作物を守ります。
				有効成分は散布後、速やかに植物体内に取り込まれ、導管と篩管のそれぞれの水分と養分の転流に乗って植物全体にゆきわたります。
有効成分の移行性

効果の表れ方
			モベント®フロアブルは幼虫に対し優れた効果を発揮します。
			成虫への殺虫効果は低いですが、
産仔数の減少や異常な幼虫の出現などの効果が見られます。
		
		
効果完成に多少時間がかかりますが、
次世代密度を抑えることで長期間の残効が期待できます。
		
かんきつ場面での
上手な使い方
	モベント®フロアブルの散布適期は
カイガラムシ類とミカンサビダニの発生初期に当る
5月下旬~6月上旬です。
	- 
			
ヤノネカイガラムシやアカマルカイガラムシ等のマルカイガラムシ類およびミカンサビダニに対して高い効果が得られます。また、長期にわたって効果が持続します。
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チャノホコリダニ、チャノキイロアザミウマ、アブラムシ類も同時防除可能です。
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ミカンハダニに対する密度抑制効果も期待できます。
 
害虫の発生消長と散布適期

		※モベント®フロアブルは、チャノキイロアザミウマの成虫に対して効果が劣るため、密度が上がる前の散布がおすすめです。
		※※モベント®フロアブルは、ミカンハダニの密度が高まる前の散布により、密度抑制効果が期待できます。
		
アカマルカイガラムシと
ミカンサビダニの
同時防除効果
		
		2018年 九州病害虫防除協議会試験成績
 熊本県農業研究センター果樹研究所
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アカマルカイガラムシ生存寄生虫数

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ミカンサビダニ果実被害度(残効性)

 
品種  | 
                :露地栽培「不知火」および「肥の豊」10年生  | 
                
|---|---|
発生状況  | 
                :アカマルカイガラムシ少発生、ミカンサビダニ少~並発生  | 
                
区制  | 
                :1区1樹 5反復  | 
                
処理日  | 
                :モベント®フロアブル区:5/25(歩行幼虫発生始期)、対照区:6/7  | 
                
調査  | 
                :アカマルカイガラムシ:散布60日後に1樹当り50果について果実に寄生している虫数を齢期別に生死を確認し調査。  | 
                
アカマルカイガラムシ第一世代幼虫発生期の散布により、アカマルカイガラムシ、ミカンサビダニ双方に優れた防除効果が得られました。また、ミカンサビダニに対し優れた残効性が確認されました。





						
						

