適用害虫
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ハダニ類
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アブラムシ類
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アザミウマ類
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コナジラミ類
灌注処理の使用適期と
上手な使い方
● カブリダニ類:ミヤコカブリダニは灌注処理後30~35日程度、チリカブリダニは35日以上あけて放飼可能。
● ミツバチ:灌注処理後翌日より放飼可能。
※影響期間はあくまでも目安であり、気象条件、栽培条件により変化します。 あくまでも目安としてご利用下さい。
POINT
ポイント
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POINT01
下葉かきは丁寧に行い、灌注時に邪魔にならない様準備する。
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POINT02
薬剤を十分吸収させるため、灌注処理前の潅水は控える。
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POINT03
弱めの水圧でゆっくり葉の上から丁寧に灌注する。
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POINT04
薬剤を十分吸収させるため、灌注処理後の潅水は控える。
灌注処理方法
❶挿し芽時は少な目の培土で薬液溜を意識した植え付けを行う
❷灌注処理時は、苗はコンテナなどに隙間なくつめるまた、コンテナそれぞれも隙間を空けずに並べ、薬液の流亡をふせぐ
❶挿し芽時は少な目の培土で薬液溜を意識した植え付けを行う
❷灌注処理時は小型成型トレイを隙間なく並べ、トレイ外への薬液の流亡をふせぐ
❶根のまわりの土は取り除かず、苗に付いたまま定植する
❷土を取り除いて本圃に定植する場合は、灌注は定植の2週間以上前に処理すること
小型成型ポットは、ハダニ類防除を目的とした50ml/株の灌注処理には適しません。
他害虫目的の処理としては以下の方法がおすすめです。
❶苗を小型成型ポットから取り出し、コンテナに隙間なくつめる
❷灌注処理時はコンテナを隙間なく並べ、コンテナ外への薬液の飛散をふせぐ
モベント®フロアブルの
適用害虫と使用方法(いちごのみ抜粋)
2020年5月現在
※印は収穫物への残留回避のため、その日までに使用できる収穫前日数と本剤およびその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します。
上手な使い方
■ 薬剤を十分吸収させるため、灌注処理前後の潅水は控えて下さい。
■ 灌注処理の水圧は弱めにし、時間をかけて苗の上から丁寧に灌注して下さい。
使用上の留意点
■ 軟弱な苗への灌注処理は薬害を生じるおそれがあるので使用しないで下さい。
■ ミツバチは灌注処理後および散布翌日放飼が可能です。※
■ マルハナバチに影響があるので、本剤使用後の導入は避けて下さい。
■ スワルスキーカブリダニを使用する栽培場面では灌注、散布いずれも処理後、20~30日程度間隔をおいて放飼して下さい。
■ チリカブリダニおよびミヤコカブリダニを使用する栽培場面では、灌注、散布いずれも、チリカブリダニは処理後35日以上、ミヤコカブリダニは処理後30~35日程度の間隔をおいて放飼して下さい。
■ ランナー切り離しまでの灌注処理は効果、薬害ともに未確認のため、使用を避けて下さい。
※ 影響期間はあくまでも目安であり、気象条件、栽培条件により変化します。あくまでも目安としてご利用下さい。