エコファーマーが栽培する作物は農薬の使用回数に制限があります。状況に合わせた防除をすることで、農薬を減らすことにつながるという利点があります。
消費者の方に安心して喜んで食べてもらうために、気温、湿度、日射量にも気を遣っていけば、なおさら良い品物をお届けできるのかなっと思って導入しました。収量も品質も向上していて、お客さまに評価を受けられるような品物になっていくのかなというのを感じるようになりました。
トマトに関してはいろいろな研究が進んでいて、こういう温度の推移が良いですよっていろいろな情報があるので、それと自分の地域と合わせて温度を設定するんですけど、それに沿った温度の変化をちゃんとハウス内でできているのか、グラフの画面で見るのが一番わかり易いです。
データを見える化して、経験ではなく数値でトマトづくりができるような形で、息子にはやってもらいたいと思っています。(感染予測が)スマートフォンに送られてきますのでこれをチェックしながら、自分の今までの経験と照らし合わせながら農薬散布をします。だいたい病気の出る予測は、(経験に)近づいてきます。
ハウス内の温度など、状況をモニタリングできるので、以前にハウス内でトラブルがあった際も、事故を未然に防ぐことができました。万が一何かあった時には、アラームが鳴って即座に対処できるので、大規模な施設園芸ハウスを運営する方に、導入をおすすめしたいです。