バイエルにとって、安全性は最も重要です。バイエルでは全世界において、さらなる安全性の向上に取り組んでいます。
https://www.bayer.com/en/sustainability/raising-the-bar-on-crop-protection-safety-standards(英語のみ)
対象作物、対象病害虫雑草および環境に対応するため、農薬の使用法も国により異なります。また、農薬登録のための安全性評価で必要とされる内容も国ごとに異なります。一方、農薬の有効成分の安全性・有害性は有効成分固有の性質であり、安全性の基準は各国で共通しています。
日本を含むモンスーン地域は、多様な病害虫・雑草が発生し、冷涼な地域に比べ様々な防除手段が求められますが、これらの地域と共通の安全性基準で使用法の安全性を検証することができます。バイエルは各国の登録によってのみ安全性を判断するのではなく、日本、欧州、北米等で用いられているのと同様の方法で評価し、安全と判断された場合のみ各国で登録申請することとしました。
日本における現在の評価法は、現代の水準に照らしても安全性が十分に確認されていると考えられますが、過去に登録された使用法の一部は、現代の水準に照らして安全性が完全には証明されないことがあると考えます。
日本では2021年に農薬再評価制度が導入されたことにより、この中で実施される作業者の安全性評価で安全性が十分に確認されます。バイエル クロップサイエンスでは、再評価を使用法を見直す良い機会として積極的に活用し、使用法・防護装備を見直し、作業者への安全性の向上に努めています。