ロブラール®水和剤

ROVRAL WP

製品の特長

  • 各種作物の主要病害に卓効を示します。
    • 野菜・果樹のアルタナリア属菌、ボトリチス属菌、スクレロチニア属菌、モニリア属菌やヘルミントスポリウム属菌、カーブラリア属菌などによる重要病害に卓効を示します。
  • 適期防除で優れた効果があります。
    • 本剤は持続効果が長く、早めの防除で的確な予防効果を発揮します。
  • 各種耐性菌に有効です。
    • ベンズイミダゾール系殺菌剤、ジエトフェンカルブ剤、ポリオキシン剤の耐性菌が問題になっている灰色かび病、斑点落葉病、黒斑病、灰星病などに高い効果を発揮します。
  • 作物により常温煙霧による使用も可能です。

製品情報

  • 種類名:イプロジオン水和剤
  • 成分:イプロジオン…50.0%
  • 性状:類白色水和性粉末45μm以下
  • 登録番号:第14212号
  • 荷姿:100g×25袋×4 500g×20袋
  • 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:4年

最新登録情報

2024年03月
  • 作物名「非結球レタス」が追加されました。
  • 作物名「ひろしまな」が「非結球はくさい」に変更されました。
  • 作物名「みぶな」が「みずな」に変更されました。
  • 安全使用上の注意事項が追加されました。

    注意事項

    使用上の注意事項

    • 本剤の所定量に少量の水を加えて糊状にねり、のち所要量の水を加え、十分かきまぜて散布液を調製して下さい。
    • 散布液調製後はできるだけ速やかに散布して下さい。
    • ボルドー液、石灰硫黄合剤との混用はさけて下さい。
    • 使用の際は展着剤を加用して下さい。
    • 畑わさびの墨入病に使用する場合、定植時に20時間苗浸漬した後、さらに定植後に1㎡当3Lを約30日間隔で3回灌注して下さい。
    • ぶどうに使用する場合、果実肥大期以降の散布は、果実に汚染を生じるおそれがありますのでさけ、開花~幼果期までにして下さい。
    • すいかに使用する場合、草勢が弱っている時の散布は薬害を生じるおそれがありますので注意して下さい。
    • 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用をさけてなるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせ輪番で使用して下さい。
    • みつばに使用する場合、伏込前または土寄せ前に切り取った地上部を食用に供さないで下さい。
    • ハウスなどの常温煙霧として使用する場合、以下の事に注意して下さい。
      • 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧して下さい。とくに常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
      • 作業はできるだけ夕刻に行い、作業終了後6時間以上密閉して下さい。
      • 定植直後や幼苗、軟弱苗など草勢の弱っている時は、薬害を生じるおそれがありますので使用はさけて下さい。
      • ぶどうに使用する場合、巨峰以外の品種では薬害を生じるおそれがありますので注意して下さい。
    • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守って下さい。
      • 散布は散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
      • 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
      • 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
      • 周辺に栽培されている作物に飛散しないよう十分注意して下さい。
      • 散布薬液の飛散による他の分野への影響に注意して、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意して下さい。
      • 散布終了後は次の項目を守って下さい。
          1. 使用後の空袋は放置せず、安全な場所に廃棄して下さい。
          2. 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。
          3. 機体の散布装置は十分洗浄すること。また、薬液タンクの洗浄廃液は河川等に流さないで下さい。
    • 蚕に対して影響がありますので、桑に使用後15日間は蚕に桑葉を給餌しないで下さい。
    • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    安全使用上の注意事項

    • 本剤は眼に対して刺激性がありますので、眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
    • 使用の際は不浸透性手袋などを着用して下さい。使用後は洗眼して下さい。
    • 常温煙霧中はハウス内へ入らないで下さい。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室して下さい。
    • 公園等で使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払って下さい。
    • 水産動植物(魚類・甲殻類)に影響を及ぼすおそれがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
    • 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意して下さい。
    • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
    • 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
    • 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密封して保管して下さい。
    • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
    • 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
    • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。