イノーバ®ワンフロアブル
INNOVA ONE Flowable
製品の特長
製品情報
- 種類名:フェントラザミド水和剤
- 成分:フェントラザミド・・・27.0%
- 性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
- 登録番号:第24562号
- 荷姿:1L×12本
- 毒性:普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:5年
- PRTR:
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
最新登録情報
2023年04月
- 作物名「移植水稲」の適用雑草名「ノビエ」が「一年生雑草」に変更されました。
- 作物名「移植水稲」の希釈水量が「500mL/10a」から「200~500mL/10a」に変更されました。
- 作物名「移植水稲」(移植直後~ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで)の薬量が「33mL/10a」から「33~100mL/10a」に変更されました。
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
移植水稲 | 一年生雑草 | 33~100mL/10a | 200~500mL/10a | 移植直後~ノビエ1葉期 ただし、移植後30日まで | 本剤:1回 フェントラザミド:1回 | 湛水散布又は無人航空機による滴下 | |||||
100mL/10a | 移植直後~ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで |
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
- 本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振って下さい。
- 散布液調製後は、できるだけ速やかに散布して下さい。
- 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに時期を失しないように散布して下さい。
- 散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布して下さい。
- 無人航空機で滴下する場合は、次の注意を守って下さい。
- 滴下は使用機種の使用基準に従って実施して下さい。
- 滴下に当っては散布装置のノズルを取り外して下さい。
- 作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他の装置の十分な点検を行って下さい。
- 薬液の飛散によって適用作物以外の作物に影響を及ぼすおそれがあるので、周辺作物に薬液がかからないように風の影響などを十分考慮して滴下して下さい。
- 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意して下さい。
- 薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理して下さい。
- 本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬液散布には使用しないで下さい。
- 本剤処理後3~4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、処理後7日間は落水、かけ流しはしないで下さい。また、入水は静かに行って下さい。
- 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化および植付作業は丁寧に行って下さい。未熟有機物を使用した場合は、特に丁寧に行って下さい。
- 以下の条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけて下さい。
- 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)
- 軟弱苗を移植した水田
- 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
- 著しい多雨条件では除草効果が低下する場合があるので使用はさけて下さい。
- 散布田の田面水を他の作物に灌水しないで下さい。
- 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に注意して下さい。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用して下さい。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 誤飲などのないように注意して下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 散布液調製時および散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
- かぶれやすい体質の人は取扱に十分注意して下さい。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
- 無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意して下さい。
- 散布後は水管理に注意して下さい。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管して下さい。