ヨーバル®トップ箱粒剤

YEOVAL TOP GR

製品の特長

  • 新規殺虫剤「ヨーバル®」と、水稲病害防除の定番「ルーチン®」を配合。
    • 新しいジアミド系殺虫剤「ヨーバル®」(有効成分:テトラニリプロール)は、水稲の初期害虫やチョウ目害虫などの主要害虫に優れた効果を発揮します。
    • いもち病防除の定番「ルーチン®」(有効成分:イソチアニル)は、既存薬剤耐性菌を含むいもち病に安定した効果を発揮します。
  • は種前、は種時から移植当日まで使用可能。
    • 覆土、床土混和、は種時覆土前から移植当日までの幅広い時期で処理が可能です。
  • 高密度播種へ高い適用性。
    • 使用量に幅があり(50~75g/箱)、高密度播種では、75g/箱処理で安定した防除効果が期待できます。

製品情報

  • 種類名:テトラニリプロール・イソチアニル粒剤
  • 成分:テトラニリプロール・・・1.5% イソチアニル・・・2.0% 
  • 性状:類白色細粒
  • 登録番号:第24319号
  • 荷姿:1㎏×12袋 9kg×1袋 10kg×1袋
  • 毒性:普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:4年
  • PRTR:

ダウンロード(SDS・カタログ)

作物別適用及び使用方法

最新登録情報

2021年11月
  • 使用時期「は種時(覆土前)、「は種時(覆土前)~移植当日」および「移植3日前~移植当日」に使用量「高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g)」が追加されました。
  • 使用上の注意事項に以下が追加されました。
    育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整して下さい。
作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
使用目的 希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
  稲(箱育苗) いもち病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~75g は種前本剤:1回
テトラニリプロール:1回
イソチアニル:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
育苗箱の床土又は覆土に均一に混和する。  
  白葉枯病
  内穎褐変病
  もみ枯細菌病
  イネドロオイムシ
  ツマグロヨコバイ
  コブノメイガ
  イネツトムシ
  ニカメイチュウ
  イネミズゾウムシ
  フタオビコヤガ
  イナゴ類
  いもち病は種時(覆土前)~移植当日育苗箱の上から均一に散布する。
  白葉枯病
  内穎褐変病
  もみ枯細菌病
  イネドロオイムシ
  ツマグロヨコバイ
  コブノメイガ
  イネツトムシ
  ニカメイチュウ
  イネミズゾウムシ
  フタオビコヤガ
  イナゴ類
  いもち病高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g)
  白葉枯病
  内穎褐変病
  もみ枯細菌病
  イネドロオイムシ
  ツマグロヨコバイ
  コブノメイガ
  イネツトムシ
  ニカメイチュウ
  イネミズゾウムシ
  フタオビコヤガ
  イナゴ類
  苗腐敗症(もみ枯細菌病菌)育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~75gは種前育苗箱の床土又は覆土に均一に混和する。
  苗立枯細菌病
  苗腐敗症(もみ枯細菌病菌)は種時(覆土前)育苗箱の上から均一に散布する。
  苗立枯細菌病
  苗腐敗症(もみ枯細菌病菌)高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g)
  苗立枯細菌病
  穂枯れ(ごま葉枯病菌)育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~75g移植3日前~移植当日
  イネヒメハモグリバエ
  穂枯れ(ごま葉枯病菌)高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g)
  イネヒメハモグリバエ

注意事項

使用上の注意事項

  • 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整して下さい。
  • 本剤を床土または覆土に混和処理する場合、処理後速やかに使用して下さい。また本剤を処理した床土または覆土を放置しないで下さい。
  • 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意して下さい。
  • 本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので、代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出しないように注意して下さい。
  • いぐさ栽培予定水田では使用しないで下さい。また、本剤を処理した稲苗を移植した水田ではいぐさを栽培しないで下さい。
  • きく等の他作物に影響を及ぼす場合があるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように散布してください。また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさけて下さい。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意事項

  • 誤飲などのないように注意して下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意して下さい。
  • 散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。