ルーチン®シードFS

ROUTINE SEED FS

製品の特長

  • いもち病防除の定番ルーチン®(イソチアニル)を含有
    • ルーチン®シードFSは、いもち病防除の定番イソチアニルを有効成分とする種子処理専用剤です。
  • 浸透性・移行性に優れ、長い残効性
    • 有効成分イソチアニルは浸透移行性に優れ、長い残効性を有しています。
  • 種子処理で省力化
    • 種もみに直接処理するため、短時間で簡便に薬剤処理が可能です。本田での薬剤防除と比較して省力化を実現できます。さらに、全てのもみに処理されることにより効果ムラの出にくい処理方法です。
  • 農閑期の薬剤処理により作業平準化が可能に
    • ルーチン®シードFSを処理した浸種前の種もみは9ヶ月、鉄コーティング種子は6ヶ月の保存が可能です。農閑期に薬剤処理することにより、忙しい春先の作業を軽減できます。
  • 密播、密苗®などの高密度播種にも対応可能
    • 箱粒剤の処理量が「粒剤の箱当り」であるのに対し、本剤は「種子重当り」となるため高密度播種でも安定した効果を発揮します。
  • 製剤の高濃度化により、さらに使いやすく
    • ルーチン®シードFSは高濃度製剤にすることにより、従来のルーチン®FSに比べて使用量が少なくなりました。

※ 温度および湿度管理された種子保管庫で保管して下さい。
®密苗はヤンマー(株)の登録商標(登録第5864399号)。

製品情報

  • 種類名:イソチアニル水和剤
  • 成分:イソチアニル・・・41.7%
  • 性状:赤色水和性粘稠懸濁液体
  • 登録番号:第24194号
  • 荷姿:250ml×20本
  • 毒性:普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:4年
  • PRTR:

ダウンロード(SDS・カタログ)

作物別適用及び使用方法

作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
使用目的 希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
   白葉枯病 乾燥種もみ1kg当り原液6~12mL(原液71mL/10aまで) は種前(浸種前)本剤:1回
イソチアニル:3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
塗沫処理(種子被覆剤を加用)  
  もみ枯細菌病
  内穎褐変病
  いもち病
  は種前(浸種後)コーティング中又はコーティング後の種もみに塗沫処理

注意事項

使用上の注意事項

  • 使用前によく振ってから使用して下さい。
  • 本剤を誤って過剰に使用すると根の生育抑制が生じる場合があるので使用量を厳守して下さい。
  • 本剤を浸種前に使用する際は、所定量の原液に専用の種子被覆剤を加用して種もみに均一に付着させて下さい。
  • 本剤を鉄コーティング時に塗沫処理する場合は、コンクリートミキサーまたは回転式コーティング機を用いて種もみに処理して下さい。鉄コーティングに使用する資材の量に応じて加水量を調整し、種もみを攪拌させながら均一に付着させて下さい。
  • いぐさ栽培予定水田に、本剤を処理した種もみをは種しないで下さい。また、本剤を処理した稲苗を移植した水田ではいぐさを栽培しないで下さい。
  • 本剤で処理した種もみは食料や飼料として用いないで下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意事項

  • 誤飲などのないよう注意して下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管して下さい。