バラライカ®B水和剤

BALALAIKA-B WP

製品の特長

  • 赤かび病フザリウム菌に効果の高いテブコナゾール、ニバーレ菌に効果の高いキャプタンの混合剤です。
  • DON(カビ毒の一種)生成とニバーレ菌の同時防除が可能です。
  • 開花期に本剤を使用することで、安定した防除効果を示します。
  • 開花期以降の使用で穂の仕上がりがきれいになります。

製品情報

  • 種類名:キャプタン・テブコナゾール水和剤
  • 成分:キャプタン・・・50.0% テブコナゾール・・・10.0%
  • 性状:類白色水和性粉末45μm以下
  • 登録番号:第24095号
  • 荷姿:2kg×10袋(北海道のみ)
  • 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:3年
  • PRTR:1種テブコナゾール…10.0%

ダウンロード(SDS・カタログ)

作物別適用及び使用方法

最新登録情報

2024年02月
  • 作物名「小麦」に適用病害虫名「黒点病」、「ふ枯病」が追加されました。
  • 作物名「小麦」の希釈倍数に「125倍」、使用液量「25 L/10a」が追加されました。
  • 作物名「小麦」の希釈倍数および使用液量に「4倍、0.8 L/10a」、「8倍、1.6 L/10a」、使用方法「無人航空機による散布」が追加されました。
  • 注意事項が追加されました。
    作物名 適用場所 適用病害虫
    雑草名
    使用目的 希釈倍数
    使用量
    散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
      小麦 赤かび病 500倍60~150L/10a収穫14日前まで本剤:2回以内
    キャプタン:4回以内
    テブコナゾール:3回以内(根雪前は1回以内、融雪後は2回以内)
    散布  
      赤さび病
      黒点病
      黒変病
      うどんこ病
      ふ枯病
      葉枯症
      赤かび病125倍25L/10a
      赤さび病
      黒点病
      黒変病
      うどんこ病
      ふ枯病
      葉枯症
      赤かび病4倍0.8L/10a無人航空機による散布
      赤さび病
      黒点病
      黒変病
      うどんこ病
      ふ枯病
      葉枯症
      赤かび病8倍1.6L/10a
      赤さび病
      黒点病
      黒変病
      うどんこ病
      ふ枯病
      葉枯症

    注意事項

    使用上の注意事項

    • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
    • 石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤およびマシン油乳剤との混用はさけて下さい。
    • 周辺農作物に対して薬害を生じるおそれがありますので、付近にある場合はかからないように注意して下さい。
    • 蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
    • 希釈倍数125倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用して下さい。
    • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守って下さい。
      • 散布は各散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
      • 散布にあっては、散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
      • 散布中、薬液が漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
      • 散布薬液の飛散によって動植物および自動車の塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意して下さい。
      • 水源池、飲料用水等に本剤が飛散・流入しないように十分注意して下さい。
      • 散布終了後、機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理して下さい。また使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄して下さい。
      • 特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用は行わないで下さい。
    • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    安全使用上の注意事項

    • 誤飲、誤食などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
    • 本剤は眼に対して強い刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
    • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性がありますので皮膚に付着しないよう注意して下さい。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
    • 散布液調製時および散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用して下さい。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
    • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物などとの接触をさけるようにして下さい。
    • 夏期高温時の使用をさけて下さい。
    • 使用残りの薬液が生じないように調製をおこない、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
    • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。
    • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
    • 火災時は、適切な防護具を着用し、消火剤等で消火に努めて下さい。
    • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。