イネリーグ®1キロ粒剤
INELEAGUE 1KG Granule製品の特長
- 3成分で高い除草効果
- 広い散布適期幅(田植同時~ノビエ3葉期)
- ノビエへの高い除草効果(殺草効果・残効性)
- SU抵抗性雑草に対する高い除草効果(ホタルイ・コナギ・アゼナ等)
- 特殊雑草に対する高い除草効果(クサネム・イボクサ)
- 水稲に対する高い安全性(田植同時散布可能)
- 直播水稲に使用可能(イネ1葉期~ノビエ2.5葉期)
- 無人航空機による処理可能
製品情報
- 種類名:クロメプロップ・テフリルトリオン・フェントラザミド粒剤
- 成分:クロメプロップ・・・4.5%、テフリルトリオン・・・3.0%、フェントラザミド・・・3.0%
- 性状:淡褐色細粒
- 登録番号:第24007号
- 荷姿:1kg×12袋(系統のみ) 10kg×1袋(系統のみ)
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:4年
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ秤量し、使いきって下さい。
- 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、移植水稲についてはノビエの3葉期までに、直播水稲についてはノビエの2.5葉期までに、時期を失しないように散布して下さい。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するようにして下さい。ホタルイは3葉期まで、ミズガヤツリ、ウリカワは2葉期まで、クログワイ、オモダカは発生始まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期です。また、コナギは3葉期までが散布適期です。クログワイ、オモダカ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用して下さい。
- 散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)で、まきむらが生じないように均一に散布して下さい。また、極端な浅水や深水での使用はさけて下さい。
- 無人航空機で散布する場合は、次の注意を守って下さい。
- 散布は使用機種の使用基準に従って実施して下さい。
- 専用の粒剤散布装置によって湛水散布して下さい。
- 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整して下さい。
- 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から5m離れた位置から圃場内に散布して下さい。
- 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意して下さい。
- 散布後3~4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないで下さい。また、入水は静かに行って下さい。
- 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化および植付作業は丁寧に行って下さい。未熟有機物を使用した場合は、特に丁寧に行って下さい。
- 以下の条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけて下さい。
- 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)
- 軟弱苗を移植した水田
- 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
- 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので使用しないで下さい。
- 著しい多雨条件では除草効果が低下する場合があるので使用はさけて下さい。
- 散布田の田面水を他の作物に灌水しないで下さい。
- 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に注意して下さい。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用して下さい。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 誤食などのないよう注意して下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
- 水産動植物(藻類)に影響をおよぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意して下さい。
- 散布後は水管理に注意して下さい。
- 散布器具の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。