ボデーガード®プロジャンボ®
BODYGUARD PRO Jumbo製品の特長
- トリアファモンとテフリルトリオンの2種混合の一発処理除草剤です。
- 高葉齢のノビエに対する殺草力が高く、また、長期の残効性を示します。
- クログワイ、オモダカ、コウキヤガラに高い除草効果と塊茎形成抑制効果を示します。効果の持続性が長く、通常の圃場条件では1回の散布で雑草を防除することができます。
- 問題となっているスルホニルウレア抵抗性雑草、ならびにキシュウスズメノヒエ、イボクサ、クサネム等の特殊雑草に対しても有効です。
- 水稲に対する安全性が高く、通常の圃場条件下では安心して使用できます。
- 直播水稲(鉄コーティング直播水稲含む)において、除草効果・安全性ともに優れ、稲1葉期からノビエ3葉期までの幅広い散布適期で使用できます。
製品情報
- 種類名:テフリルトリオン・トリアファモン粒剤
- 成分:テフリルトリオン...10.0%、トリアファモン...1.6%
- 性状:褐色細粒 水溶性パック入り 1パック30g
- 登録番号:第23797号
- 荷姿:300gX20袋(系統のみ)、900g×10袋(系統のみ)
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:4年
注意事項
使用上の注意事項
- 必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきって下さい。
- 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに、時期を失しないように散布して下さい。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出ますので、必ず適期に散布するようにして下さい。ホタルイは3葉期まで、ヘラオモダカ、ミズガヤツリは4葉期まで(直播水稲のミズガヤツリでは3葉期まで)、ウリカワは3葉期まで(直播水稲では2葉期まで)、クログワイは発生始期まで、オモダカは発生前から広線形葉2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始期まで、コウキヤガラは発生始期から草丈25㎝まで、キシュウスズメノヒエは3葉期までが本剤の散布適期です。クログワイ、オモダカは発生期間が長く、遅い発生のものまでは、十分な効果を示しませんので、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用して下さい。
- 散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深5~6cm)で散布して下さい。極端な浅水や深水での使用はさけて下さい。本剤は小包装(パック)のまま10アール当たり10個の割合で水田に均等に投げ入れて下さい。
- 散布後3~4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないで下さい。また、入水は静かに行って下さい。
- 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化および植付作業はていねいに行って下さい。未熟有機物を使用した場合は、とくにていねいに行って下さい。
- 以下の条件では薬害を生じるおそれがありますので使用をさけて下さい。
- 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)
- 軟弱苗を移植した水田
- 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
- 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがありますので使用しないで下さい。
- 藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性がありますので使用をさけて下さい。
- 著しい多雨条件では除草効果が低下する場合がありますので使用はさけて下さい。
- 散布田の田面水を他の作物に灌水しないで下さい。
- 薬害を生じるおそれがありますので、後作物としてなす、たまねぎおよびさやえんどうを栽培しないで下さい。
- 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがありますので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に注意して下さい。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。とくに初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がありません。ただし、濡れた手で触らないで下さい。
- 水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意して下さい。
- 誤食などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。
- 眼に対して刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。水溶性フィルムは吸湿性がありますので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管して下さい。また、強く加圧されると包装材フィルムが劣化するおそれがありますので下積みにならないようにして下さい。