ダニゲッター®フロアブル
DANIGETTER Flowable
製品の特長
- 環状ケトエノール系に属する薬剤で、他の殺ダニ剤に抵抗性の発達したハダニ類に対しても優れた効果を示します。
- 長期間ハダニの密度を抑制します。
- 各種サビダニにも高い効果を示します。
- 収穫前使用日数が短く使いやすい薬剤です。
- 水産動物に対して影響の少ない薬剤です。
- 天敵・有用昆虫に影響の少ない薬剤です。
製品情報
- 種類名:スピロメシフェン水和剤
- 成分:スピロメシフェン…30.0%
- 性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
- 登録番号:第22094号
- 荷姿:250ml×20本、500ml×20本
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:4年
- PRTR:
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
最新登録情報
2020年04月
- 作物名「りんどう」(適用病害虫名:ナミハダニ)が追加されました。
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
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りんご | リンゴハダニ | 2000倍 | 200~700L/10a | 収穫前日まで | 本剤:1回 スピロメシフェン:1回 | 散布 | |||||
ナミハダニ | |||||||||||
リンゴサビダニ | |||||||||||
もも | ハダニ類 | ||||||||||
モモサビダニ | |||||||||||
ネクタリン | ハダニ類 | ||||||||||
モモサビダニ | |||||||||||
小粒核果類 | ハダニ類 | ||||||||||
おうとう | |||||||||||
なし | |||||||||||
ニセナシサビダニ | |||||||||||
かんきつ | ミカンハダニ | ||||||||||
ミカンサビダニ | |||||||||||
チャノホコリダニ | |||||||||||
チャノキイロアザミウマ | |||||||||||
ぶどう | ハダニ類 | 果実肥大期(大豆大期)~収穫前日 | |||||||||
茶 | カンザワハダニ | 200~400L/10a | 摘採7日前まで | ||||||||
チャノナガサビダニ | |||||||||||
チャトゲコナジラミ | |||||||||||
チャノホコリダニ | |||||||||||
りんどう | ナミハダニ | 100~300L/10a | 発生初期 | ||||||||
チューリップ | チューリップサビダニ | 500倍 | - | 植付前 | 15分間球根浸漬 |
注意事項
使用上の注意事項
- 本剤は貯蔵中に分離することがありますので、使用に際しては容器をよく振って下さい。
- ボルドー液との同時散布および前後14日以内の近接散布は効果が劣るおそれがありますのでさけて下さい。
- 新梢伸長期の日本なし(二十世紀を除く)に使用する場合、以下の事項を守って下さい。
- 豊水、新高、長十郎には新葉に薬害を生じるおそれがありますので使用しないで下さい。
- 有機リン剤との同時散布および10日以内の近接散布は新葉に薬害を生じるおそれがありますのでさけて下さい。
- おうとうに使用する場合は、新梢伸長期に薬害を生じることがありますので、葉の硬化を待って使用して下さい。
- ぶどうに使用する場合は、新芽、新葉に薬害を生じるおそれがありますので以下の事に注意して下さい。
- ぶどう未成木樹への散布はさけて下さい。
- 品種「瀬戸ジャイアンツ」への使用はさけて下さい。
- 茶の覆下条件下では、新芽に薬害を生じるおそれがありますので萌芽前に使用して下さい。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- キャベツ、はくさい、こまつな、ねぎ、ばら、シンビジウム等のラン類、みょうがに対して薬害を生じるおそれがありますので、付近にある場合はかからないように注意して下さい。
- 開花期の水稲に本剤がかかった場合、不稔などの薬害を生じる場合がありますのでかからないように注意して下さい。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 誤飲などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。
- 本剤は眼に対して弱い刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗して下さい。
- 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密栓して保管して下さい。