シルバキュア®フロアブル
SILVACUR Flowable
製品の特長
- 麦類のうどんこ病、赤かび病に高い防除効果があります。
- 赤かび病菌によるデオキシニバレノール(DON)産生に対する抑制効果があります。
- 小麦、大麦の穂の仕上がりがきれいになります。
- 浸透移行性に優れています。
- 散布適期幅の広い薬剤です。
製品情報
- 種類名:テブコナゾール水和剤
- 成分:テブコナゾール…40.0%
- 性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
- 登録番号:第20285号
- 荷姿:250ml×20本(北海道を除く) 500ml×20本(北海道のみ) 5L×4缶(北海道を除く)
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:3年
- PRTR:1種テブコナゾール…40.0%
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
最新登録情報
2019年04月
作物名「小麦」に適用病害名「なまぐさ黒穂病」が追加されました。
作物名「小麦」および「大麦」の使用方法「無人ヘリコプターによる散布」が「無人航空機による散布」に変更されました。
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
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小麦 | 雪腐小粒菌核病 | 16倍 | 0.8L/10a | 根雪前 | 本剤:1回 テブコナゾール:3回以内(根雪前は1回以内、融雪後は2回以内) | 無人航空機による散布 | |||||
500倍 | 25L/10a | 散布 | |||||||||
1000~2000倍 | 60~150L/10a | ||||||||||
なまぐさ黒穂病 | 1000倍 | ||||||||||
赤かび病 | 2000倍 | 収穫7日前まで | 本剤:2回以内 テブコナゾール:3回以内(根雪前は1回以内、融雪後は2回以内) | ||||||||
赤さび病 | |||||||||||
赤かび病 | 500倍 | 25L/10a | |||||||||
赤さび病 | |||||||||||
赤かび病 | 16倍 | 0.8L/10a | 無人航空機による散布 | ||||||||
赤さび病 | |||||||||||
うどんこ病 | 2000倍 | 60~150L/10a | 散布 | ||||||||
16倍 | 0.8L/10a | 無人航空機による散布 | |||||||||
黒点病 | 2000倍 | 60~150L/10a | 散布 | ||||||||
黒変病 | |||||||||||
大麦 | 網斑病 | 収穫14日前まで | 本剤:2回以内 テブコナゾール:2回以内 | ||||||||
黒点病 | |||||||||||
黒変病 | |||||||||||
うどんこ病 | 16倍 | 0.8L/10a | 無人航空機による散布 | ||||||||
赤かび病 | |||||||||||
うどんこ病 | 2000倍 | 60~150L/10a | 散布 | ||||||||
赤かび病 | |||||||||||
てんさい | 葉腐病 | 100~120L/10a | |||||||||
褐斑病 | 2000~3000倍 | ||||||||||
たまねぎ | 灰色かび病 | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | 本剤:3回以内 テブコナゾール:3回以内 | ||||||
灰色腐敗病 | |||||||||||
小菌核病 | |||||||||||
ばれいしょ | 夏疫病 | 収穫7日前まで | |||||||||
豆類(種実、ただし、だいず、らっかせいを除く) | 菌核病 | ||||||||||
だいず | |||||||||||
黒根腐病 | 200倍 | 100L/10a | 出芽4週間後以降 但し、収穫7日前まで | 株元散布 | |||||||
飼料用えんばく | 裸黒穂病 | 600倍 | 種子1kg当り希釈液30mL | は種前 | 本剤:1回 テブコナゾール:1回 | 種子吹き付け処理又は塗沫処理 |
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
- 本剤は貯蔵中に分離することがありますので、使用に際しては容器をよく振って下さい。
- 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守って下さい。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
- 散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
- 小麦に対して希釈倍数500倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用して下さい。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節して下さい。
- 周辺農作物に対して薬害を生じるおそれがありますので、付近にある場合はかからないように注意して下さい。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 誤飲、誤食などのないように注意して下さい。誤って飲み込んだ場合は吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 本剤は眼に対して刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
- 使用の際は農薬マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
- 直射日光が当らない低温な場所に密栓して保管して下さい。
- 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収して下さい。
- 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
- 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。