ガレース®乳剤
GALACE EC
製品の特長
- 麦畑に発生するイネ科雑草から広葉雑草まで幅広い草種に優れた除草効果を示します。
- 除草効果の持続期間が長い薬剤です。
製品情報
- 種類名:ジフルフェニカン・トリフルラリン乳剤
- 成分:ジフルフェニカン…3.7% トリフルラリン…37.0%
- 性状:赤色澄明可乳化油状液体
- 登録番号:第19638号
- 荷姿:500ml×20本(北海道を除く)、2L×6本(北海道のみ)、5L×1本(北海道のみ)
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:第4類 第2石油類
- 有効年限:4年
- PRTR:1種 トリフルラリン… 37.0% 1種キシレン… 8.7%《6.6~10.8%》 1種エチルベンゼン…10.3%《8.2~12.3%》
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小麦 | 一年生雑草 | 200~250mL/10a | 100L/10a | は種後出芽前(雑草発生前) | 本剤:1回 ジフルフェニカン:1回 トリフルラリン:2回以内 | 全面土壌散布 | 全土壌(砂土を除く) | 全域 | |||
150~250mL/10a | 出芽後出芽揃まで(雑草発生前~発生始期) | 雑草茎葉散布又は全面土壌散布 | 北海道 | ||||||||
100~150mL/10a | 小麦1~3葉期(雑草発生前~発生始期) | ||||||||||
大麦(秋播栽培) | 200~250mL/10a | は種後出芽前(雑草発生前) | 全面土壌散布 | 全域(北海道を除く) |
注意事項
使用上の注意事項
- 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、時期を失しないように散布して下さい。
- 砕土、整地はていねいに行い、覆土深が2~3cmとなるように細かく砕いた土を用いてていねいに覆土を行って下さい。
- 砂質土壌での使用は、大麦に対して薬害を生じるおそれがありますのでさけて下さい。
- 水田裏作の麦類に使用する場合、排水不良田等土壌が湿りすぎていると砕土や覆土が不十分となり効果むらや薬害の原因となることがありますので、過湿状態での使用はさけて下さい。
- 秋播きの麦類に使用する場合、土壌残効が長いので年内中に散布を終えて下さい。
- 本剤の使用により麦の葉身に白化が見られる場合がありますが、その後出てくる葉には白化は認められず回復し、麦の生育、収量には影響が認められていません。
- 散布薬液の飛散あるいは本剤の流出によって有用植物に薬害を生じるおそれがありますので、散布の際には隣接作物にかからないように注意して下さい。とくに風の強い時の使用はさけて下さい。
- 本剤を散布した圃場で後作物を栽培する場合には、耕起を十分に行って下さい。
- 蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
- 本剤散布に用いた器具類は、タンクやホース内に薬液が残らないよう使用後できるだけ早く水でよく洗浄し、他の用途に使用する場合、薬害の原因にならないように注意して下さい。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 本剤は自動車等に散布液がかかると変色するおそれがありますので、散布液がかからないよう注意して下さい。
- 本剤は靴、作業着等に付着すると着色しますので取り扱いに注意して下さい。
安全使用上の注意事項
- 誤飲などのないように注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。
- 本剤は眼に対して刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
- 本剤は皮膚に対して刺激性がありますので皮膚に付着しないよう注意して下さい。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
- 散布液調製時および散布の際は、保護眼鏡、農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
- かぶれやすい体質の人は取り扱いに十分注意して下さい。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 危険物第4類第2石油類に属しますので火気には十分注意して下さい。
- 火気をさけ、直射日光が当らない低温な場所に密栓して保管して下さい。
- 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収して下さい。
- 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
- 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。