アドマイヤー®フロアブル
ADMIRE Flowable製品の特長
- ネオニコチノイド系の薬剤で、作用機構も有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤などとは異なりますので、これらの剤に抵抗性を持った害虫に対しても優れた効果を示します。
- フロアブル製剤で作物への汚れが少なく使いやすい薬剤です。
- かんきつ栽培において重要害虫のアブラムシ類、ミカンハモグリガ、チャノキイロアザミウマ、ゴマダラカミキリに対して、速効的に防除効果を示し、かつ残効性に優れています。
- かんきつのカメムシ類に対し、殺虫効果は数日間ですが、果実に対する被害防止効果は長期間にわたります。
- 浸透移行性に優れ、葉裏や葉の中の害虫に対しても優れた効果を示します。
製品情報
- 種類名:イミダクロプリド水和剤
- 成分:イミダクロプリド…20.0%
- 性状:白色水和性粘稠懸濁液体
- 登録番号:第18562号
- 荷姿:100ml×10本×6 250ml×20本×2
- 毒性:劇物
- 危険物:
- 有効年限:4年
- PRTR:
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
最新登録情報
2021年09月
- 作物名「とうもろこし」、「ヤングコーン」、「ズッキーニ」、「非結球あぶらな科葉菜類(みずなを除く)」が削除されました。
- 作物名「きゅうり」が「きゅうり(施設栽培)」に、「ピーマン」が「ピーマン(施設栽培)」に、「オクラ」が「オクラ(施設栽培)」に、「未成熟ささげ」が「未成熟ささげ(施設栽培)」に、「食用ぎく」が「食用ぎく(施設栽培)」に、「きく」が「きく(施設栽培)」に、「きく(葉)」が「きく(葉) (施設栽培)」に、「ポインセチア」が「ポインセチア(施設栽培)」にそれぞれ変更されました。
- 以下の作物名の使用時期の項に但し書きとして、「(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く)」が追加されました。
びわ、もも、なし、あんず、ぶどう、かんきつ、キウイフルーツ、デイゴ - 作物名「つつじ類」の使用方法「散布」の使用時期が、「発生初期 (ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く)」に変更されました。
- 以下の作物名の使用時期の項に但し書きとして、「(ただし、露地栽培については開花期終了後)」が追加されました。
れんこん、未成熟そらまめ - 以下の作物名の使用時期の項に但し書きとして、「(ただし、露地栽培については着果後)」が追加されました。
メロン、かぼちゃ、すいか - 作物名「かんきつ」の適用病害虫から、「ケシキスイ類」および「コアオハナムグリ」が削除されました。
- 作物名「みずな」の総使用回数が「2回以内」に変更されました。
- 「使用上の注意事項」のうち4項目目が以下のとおり変更されました。
- ミツバチおよび野生ハナバチ類に対して影響があるので、以下のことに注意して下さい
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないで下さい。
- 受粉促進を目的としたミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等で使用をさけて下さい。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
- 開花期終了後に使用する場合、適用作物の花弁の大部分が落下または乾燥するか、花が閉じてから使用して下さい。
- 施設栽培と記載のある作物に使用する場合、外部からミツバチおよび野生ハナバチ類が入らない形態の施設等で使用して下さい。
- メロン、すいか、かぼちゃの露地栽培の場合、着果後は可能な限り摘花に努めて下さい。
- しそ、しそ科葉菜類(しそを除く)に露地栽培で使用する場合、収穫後は開花期前に植物体を撤去して下さい。
- 花き類・観葉植物のうち、開花する植物に露地栽培で使用する場合は、開花期終了後に使用して下さい。
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
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びわ | アブラムシ類 | 2000倍 | 200~700L/10a | 収穫7日前まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | 散布 | |||||
カメムシ類 | |||||||||||
もも | アブラムシ類 | 5000倍 | 収穫3日前まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | ||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
モモハモグリガ | |||||||||||
なし | アブラムシ類 | ||||||||||
あんず | 収穫7日前まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | ||||||||||
ぶどう | アザミウマ類 | 収穫21日前まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | |||||||||
かんきつ | カイガラムシ類 | 2000~5000倍 | 収穫14日前まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | |||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
ミカンハモグリガ | |||||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
アブラムシ類 | |||||||||||
ゴマダラカミキリ成虫 | |||||||||||
ミカンバエ | 2000~4000倍 | ||||||||||
ミカンキジラミ | 2000倍 | ||||||||||
アブラムシ類 | 80倍 | 8~20L/10a | 無人航空機による散布 | ||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
ゴマダラカミキリ成虫 | |||||||||||
ミカンハモグリガ | |||||||||||
ミカンバエ | |||||||||||
ミカンキジラミ | |||||||||||
アブラムシ類 | 40倍 | 4~10L/10a | |||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
ゴマダラカミキリ成虫 | |||||||||||
ミカンハモグリガ | |||||||||||
ミカンバエ | |||||||||||
ミカンキジラミ | |||||||||||
アブラムシ類 | 20倍 | 4~5L/10a | |||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
ゴマダラカミキリ成虫 | |||||||||||
ミカンハモグリガ | |||||||||||
ミカンバエ | |||||||||||
ミカンキジラミ | |||||||||||
キウイフルーツ | カメムシ類 | 2000倍 | 200~700L/10a | 収穫前日まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | 散布 | |||||
いちょう(種子) | イチョウヒゲビロウドカミキリ成虫 | 収穫前日まで | |||||||||
アセロラ | アブラムシ類 | 4000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | |||||||
ピタヤ | 2000倍 | ||||||||||
アマランサス(茎葉) | 5000倍 | ||||||||||
キノア | カメノコハムシ | 4000倍 | |||||||||
キャベツ | アブラムシ類 | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は2回以内) | |||||||||
32倍 | 1.6~2L/10a | 無人航空機による散布 | |||||||||
150倍 | 4~5L/10a | ||||||||||
はくさい | 4000倍 | 100~300L/10a | 散布 | ||||||||
32倍 | 1.6~2L/10a | 無人航空機による散布 | |||||||||
150倍 | 4~5L/10a | ||||||||||
ブロッコリー | 2000倍 | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:4回以内(育苗期の灌注は1回以内、定植時の土壌混和は1回以内、定植後の処理は2回以内) | 散布 | ||||||
24倍 | 1.6~2L/10a | 無人航空機による散布 | |||||||||
80倍 | 4~5L/10a | ||||||||||
畑わさび | 4000倍 | 100~300L/10a | 収穫7日前まで | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | 散布 | ||||||
わさび | 畑育苗期 | ||||||||||
だいこん | 収穫14日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、は種後の処理は2回以内) | |||||||||
みずな | 収穫3日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | |||||||||
非結球メキャベツ | 収穫7日前まで | ||||||||||
メキャベツ | |||||||||||
非結球レタス | |||||||||||
32倍 | 1.6~2L/10a | 無人航空機による散布 | |||||||||
150倍 | 4~5L/10a | ||||||||||
レタス | 4000倍 | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時までの処理は1回以内、定植後の処理は2回以内) | 散布 | ||||||
40倍 | 1.6~2L/10a | 無人航空機による散布 | |||||||||
150倍 | 4~5L/10a | ||||||||||
葉ごぼう | 4000倍 | 100~300L/10a | 収穫14日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | 散布 | ||||||
ごぼう | 収穫7日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) | |||||||||
ほうれんそう | 収穫前日まで | ||||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
ウリハムシモドキ | |||||||||||
ふだんそう | アブラムシ類 | 収穫7日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | ||||||||
エンダイブ | |||||||||||
ねぎ | アザミウマ類 | 2000~4000倍 | 収穫14日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時までの処理は1回以内、散布は2回以内) | |||||||
200倍 | セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約1.5~4L)当り0.5L | 定植前日~定植時 | 本剤:1回 イミダクロプリド:3回以内(定植時までの処理は1回以内、散布は2回以内) | 灌注 | |||||||
ネギハモグリバエ | |||||||||||
クロバネキノコバエ類 | |||||||||||
たまねぎ | アザミウマ類 | 本剤:1回 イミダクロプリド:2回以内(定植時までの処理は1回以内) | |||||||||
わけぎ | 2000~4000倍 | 100~300L/10a | 収穫3日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) | 散布 | ||||||
あさつき | |||||||||||
モロヘイヤ | 2000倍 | 収穫14日前まで | 本剤:1回 イミダクロプリド:1回 | ||||||||
くわい | アブラムシ類 | 4000倍 | 収穫21日前まで | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | |||||||
れんこん | 収穫14日前まで(ただし、露地栽培については開花期終了後) | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(植付時の土壌混和は1回以内、植付後の処理は2回以内) | |||||||||
せり科葉菜類(コリアンダー(葉)、セルリー、パセリ、みつば、せりを除く) | 収穫14日前まで | 本剤:1回 イミダクロプリド:1回 | |||||||||
コリアンダー(葉) | 収穫3日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | |||||||||
パセリ | 収穫14日前まで | 本剤:1回 イミダクロプリド:2回以内(定植時までの処理は1回以内、散布は1回以内) | |||||||||
セルリー | 収穫7日前まで | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | |||||||||
うど | 2000倍 | 根株養成期 但し、収穫60日前まで | |||||||||
きゅうり(施設栽培) | 4000倍 | 収穫前日まで | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:4回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び常温煙霧は合計3回以内) | ||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
メロン | アブラムシ類 | 収穫3日前まで(ただし、露地栽培については着果後) | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:4回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内) | ||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
なす | アブラムシ類 | 収穫前日まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び常温煙霧は合計2回以内) | ||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
かぼちゃ | アブラムシ類 | 収穫前日まで(ただし、露地栽培については着果後) | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内) | ||||||||
すいか | 収穫3日前まで(ただし、露地栽培については着果後) | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内) | |||||||||
ピーマン(施設栽培) | 収穫前日まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内) | |||||||||
トマト | |||||||||||
コナジラミ類 | |||||||||||
ミニトマト | アブラムシ類 | ||||||||||
コナジラミ類 | |||||||||||
オクラ(施設栽培) | アブラムシ類 | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | |||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
しそ | アブラムシ類 | 収穫3日前まで | |||||||||
しそ科葉菜類(しそを除く) | 収穫7日前まで | ||||||||||
しそ(花穂) | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | ||||||||||
ふき | |||||||||||
コナジラミ類 | |||||||||||
ふき(ふきのとう) | アブラムシ類 | 収穫45日前まで | |||||||||
コナジラミ類 | |||||||||||
アスパラガス | アザミウマ類 | 2000倍 | 収穫前日まで | ||||||||
やなぎたで | アブラムシ類 | 4000倍 | 収穫3日前まで | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | |||||||
未成熟そらまめ | 収穫7日前まで(ただし、露地栽培については開花期終了後) | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時及びは種時の土壌混和は合計1回以内) | |||||||||
未成熟ささげ(施設栽培) | 収穫前日まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:3回以内(定植時及びは種時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内) | |||||||||
はまぼうふう(葉) | 収穫7日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | |||||||||
さんしょう(葉) | 収穫14日前まで | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | |||||||||
食用プリムラ | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | ||||||||||
食用さくら(葉) | アザミウマ類 | 収穫3日前まで | 本剤:1回 イミダクロプリド:1回 | ||||||||
食用かえで(葉) | アブラムシ類 | 収穫14日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | ||||||||
きく(葉)(施設栽培) | 本剤:3回以内 イミダクロプリド:3回以内 | ||||||||||
食用ぎく(施設栽培) | 収穫7日前まで | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | |||||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
きく(施設栽培) | アブラムシ類 | 2000倍 | 100~200L/10a | 発生初期 | 本剤:5回以内 イミダクロプリド:5回以内 | ||||||
アザミウマ類 | |||||||||||
花き類・観葉植物(きくを除く) | アブラムシ類 | ||||||||||
ポインセチア(施設栽培) | |||||||||||
コナジラミ類 | |||||||||||
つつじ類 | ツツジグンバイ | 発生初期(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | 本剤:5回以内 イミダクロプリド:5回以内(株元灌注は2回以内、土壌混和は2回以内) | ||||||||
5000倍 | 1L/m2 | 発生前 | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:5回以内(株元灌注は2回以内、土壌混和は2回以内) | 株元灌注 | |||||||
かえで | モミジニタイケアブラムシ | 本剤:2回以内 イミダクロプリド:2回以内 | |||||||||
デイゴ | デイゴヒメコバチ | 2000倍 | 200~700L/10a | 発生初期(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く) | 散布 |
注意事項
使用上の注意事項
- 本剤は振ってから使用して下さい。
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
- 蚕に対して長期間毒性がありますので、絶対に桑葉にかからないようにして下さい。
- ミツバチおよび野生ハナバチ類に対して影響があるので、以下のことに注意して下さい。
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないで下さい。
- 受粉促進を目的としたミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等で使用をさけて下さい。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
- 開花期終了後に使用する場合、適用作物の花弁の大部分が落下または乾燥するか、花が閉じてから使用して下さい。
- 施設栽培と記載のある作物に使用する場合、外部からミツバチおよび野生ハナバチ類が入らない形態の施設等で使用して下さい。
- メロン、すいか、かぼちゃの露地栽培の場合、着果後は可能な限り摘花に努めて下さい。
- しそ、しそ科葉菜類(しそを除く)に露地栽培で使用する場合、収穫後は開花期前に植物体を撤去して下さい。
- 花き類・観葉植物のうち、開花する植物に露地栽培で使用する場合は、開花期終了後に使用して下さい。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節して下さい。
- 街路、公園等で使用する場合には、河川および湖沼等に散布液が飛散しないよう注意して下さい。
- 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意事項を守って下さい。
- ミツバチに対して影響がありますので、関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
- 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
- 散布薬液の飛散によって動植物の被害や自動車の塗装等に被害を与えるおそれがあるなど、各分野に影響がありますので、散布区域内の諸物件に十分留意して下さい。
- 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意して下さい。
- 散布終了後は次の項目を守って下さい。
- 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄して下さい。
- 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理して下さい。
- 本剤を使用したわさびの苗を畑地からわさび田に移植する場合には、使用した農薬がわさび田の水系に持ち込まれないよう、わさびの苗に付着した土を十分に洗い落として下さい。
- 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 医薬用外劇物なので、取扱いには十分注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 本剤は眼に対して弱い刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗して下さい。
- 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
- 街路、公園等で使用する場合は、散布中および散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意して下さい。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼしますので、河川、養殖池に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないようとくに注意して下さい。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した鍵のかかる場所に密封して保管して下さい。盗難、紛失の際は、警察に届け出て下さい。
- 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させて回収して下さい。
- 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
- 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。