アドマイヤー®1粒剤
ADMIRE GR製品の特長
- ネオニコチノイド系の薬剤で、作用機構も有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤などとは異なり、これらの剤に抵抗性を持った害虫に対しても優れた効果を示します。
- 浸透移行性があり、きゅうり、なすなど果菜類の定植時の植穴処理で難防除害虫のアブラムシ類やミナミキイロアザミウマ、タバココナジラミの発生を長期間抑え、これらの害虫に対する生育期の防除回数を低減できます。
- 稲のツマグロヨコバイ、ヒメトビウンカが媒介するウイルス病(萎縮病、縞葉枯病)や黄萎病の感染防止効果があります。
- かんきつ(苗木)の株元散布で、ミカンハモグリガを長期間防除します。
- だいこんのは種時に播溝施用することでアブラムシ類の防除ができます。
- こんにゃくの培土処理により長期間アブラムシの発生を抑えます。
製品情報
- 種類名:イミダクロプリド粒剤
- 成分:イミダクロプリド…1.0%
- 性状:類白色細粒
- 登録番号:第18218号
- 荷姿:950g×10袋 3kg×6袋
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:5年
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ秤量し、使いきって下さい。
- 蚕に対して長期間毒性がありますので、絶対に桑葉にかからないようにして下さい。
- ミツバチに対して影響がありますので、ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにして下さい。本剤の作物への処理後、ミツバチの訪花活動に影響を及ぼすおそれがありますので注意して下さい。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
- きくのミナミキイロアザミウマに使用する場合、生育期後半に使用すると効果が不十分になる場合がありますので生育期前半に使用して下さい。
- 本剤をだいこんに使用する場合、間引き菜またはつまみ菜として食用には供さないで下さい。
- トマト、ミニトマト、なす、ピーマン、とうがらし類、きゅうり、メロンの育苗期後半に使用する場合は、直径9cm以上のポットで育苗した苗に使用することとし、それ以外での使用は薬害を生じるおそれがありますのでさけて下さい。
- かんきつに使用する場合には、今期に収穫の見込みのない苗木に使用し、散布後灌水をして下さい。効果発現が遅れることがありますので、対象害虫発生前に使用して下さい。
- 本剤を稲およびれんこんおよびじゅんさいに散布で使用する場合には、湛水状態で均一に散布し、散布後少なくとも7日間はそのまま湛水状態を保ち、落水、かけ流しはしないで下さい。
- えだまめの育苗培土に混和処理する場合には、処理後速やかに使用して下さい。また本剤を処理した育苗培土を放置しないで下さい。
- 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 取扱いには十分注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐きださせ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。また粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
- 街路、公園等で使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼしますので、河川、養殖池に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。