センコル®水和剤
SENCOR WP製品の特長
- 対象作物に対する選択性が優れますので薬害がほとんどなく、また作物の植付時から萌芽時(雑草の発生前~3、4葉期)まで幅広く散布することができます。
- ツユクサ、ハコベ、シロザ、イヌタデ、ナギナタコウジュなど広葉雑草やヒエ、メヒシバなどイネ科雑草等多くの畑地一年生雑草に有効です。
製品情報
- 種類名:メトリブジン水和剤
- 成分:メトリブジン…50.0%
- 性状:類白色水和性粉末45μm以下
- 登録番号:第14683号
- 荷姿:100g×50袋×2 300g×60袋 1kg×12袋(北海道のみ)
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:4年
- PRTR:1種メトリブジン…50.0% 1種ドデシル硫酸ナトリウム…1.4%
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
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ばれいしょ | 一年生雑草 | 100g/10a | 100L/10a | 植付直後~萌芽期まで | 本剤:1回 メトリブジン:1回 | 雑草茎葉散布又は全面土壌散布 | 北海道、東北 | ||||
アスパラガス | 100~150g/10a | 萌芽前~萌芽始期 | 全域 | ||||||||
収穫打切り後(雑草発生前~4、5葉期) | |||||||||||
トマト(露地栽培) | 60~100g/10a | 定植活着後~定植14日後まで(雑草発生前~2、3葉期) | 畦間・株間散布 | ||||||||
さとうきび(春植又は夏植) | 300g/10a | 植付直後~植付45日後まで(雑草2葉期まで) | 全面土壌散布 | ||||||||
ムラサキカタバミ | |||||||||||
一年生雑草 | 100~200g/10a | 植付直後~収穫30日前まで(雑草2葉期まで) | 雑草茎葉散布 | ||||||||
樹木等 | 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地等 | 300g/10a | 100~300L/10a | 雑草発生前~4、5葉期 | 本剤:2回以内 メトリブジン:2回以内 | 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布及び全面土壌散布 | |||||
さとうきび(春植又は夏植) | ムラサキカタバミ | 100~200g/10a | 100L/10a | 植付直後~収穫30日前まで(雑草2葉期まで) | 本剤:1回 メトリブジン:1回 | 雑草茎葉散布 | 全域 | ||||
さとうきび(株出) | 一年生雑草 | 300g/10a | 萌芽45日後まで(雑草2葉期まで) | 全面土壌散布 | |||||||
ムラサキカタバミ | |||||||||||
一年生雑草 | 100~200g/10a | 収穫30日前まで(雑草2葉期まで) | 雑草茎葉散布 | ||||||||
ムラサキカタバミ | |||||||||||
飼料用さとうきび(春植又は夏植) | 一年生雑草 | 300g/10a | 植付直後~植付45日後まで(雑草2葉期まで) | 全面土壌散布 | |||||||
ムラサキカタバミ | |||||||||||
一年生雑草 | 100~200g/10a | 植付直後~収穫45日前まで(雑草2葉期まで) | 雑草茎葉散布 | ||||||||
ムラサキカタバミ | |||||||||||
飼料用さとうきび(株出) | 一年生雑草 | 300g/10a | 萌芽45日後まで(雑草2葉期まで) | 全面土壌散布 | |||||||
ムラサキカタバミ | |||||||||||
一年生雑草 | 100~200g/10a | 収穫45日前まで(雑草2葉期まで) | 雑草茎葉散布 | ||||||||
ムラサキカタバミ |
注意事項
使用上の注意事項
- 土壌の乾燥が続く場合には土壌散布は効果が低下しますので、雑草の発生後に茎葉散布して下さい。
- 有機含量の低い土壌や砂質土壌では薬害を生じるおそれがありますので使用しないで下さい。
- 激しい降雨の予想される場合は使用をさけて下さい。
- ばれいしょに使用する場合、品種(メークィン等)によっては葉の黄化などの薬害を生じることがありますので、それらに対しては必ず萌芽前に使用して下さい。とくに採種用ばれいしょではウイルス病との混同をさけるため必ず萌芽前までに散布して下さい。
- アスパラガスの収穫打ち切り後に使用する場合、培土崩し後または中耕後に散布して下さい。
- さとうきびおよび飼料用さとうきびに使用する場合、多年生のムラサキカタバミに対しては地上部は枯死しますが地下部は残りやすいので所定薬量の範囲内で多目の薬量を使用して下さい。
- 本剤は適用作物以外の作物には薬害を生じるおそれがありますので、それらが付近にある場合にはかからないように注意して散布して下さい。
- 蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
- 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 水源池等に本剤が飛散、流入しないよう十分注意して下さい。
安全使用上の注意事項
- 誤飲、誤食などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 粉末は眼に対して刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
- 公園、堤とう等で使用する場合は、散布中および散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払って下さい。
- 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管して下さい。
- 水産植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないように注意して使用して下さい。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。
- 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
- 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
- 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。