2015年5月

雑草の特定を助けるスマートフォン向けアプリ、「雑草検索くん」を開発

  • 水稲農業従事者を悩ます雑草の種類をスマートフォンで簡単に特定
  • キーワードとカテゴリーの2つの検索方法で雑草を検索
  • 農業従事者の利便性に特化したアプリケーション開発は業界初

東京、2015年5月21日 -バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ハーラルト プリンツ)は、農業従事者の課題である雑草の特定を助けるスマートフォン向けアプリケーション「雑草検索くん」を開発しました。対応OSは、iOSとAndroidで、現在App Store(iOS)およびGoogle Play(Android)から無料でダウンロードができます。

「雑草検索くん」は、水稲栽培において防除の対象となる雑草を、手軽に特定できる図鑑アプリです。雑草の種類特定が簡単にできることにより、的確な対処が可能となります。

検索の方法は検索ボックスにキーワードを入力するキーワード検索と、雑草の葉の形状や科から選択するカテゴリー検索の2種類で、いずれの検索方法でも検索結果から目的の雑草を選択すると、雑草の画像、雑草名、科、生態、分布、種別、被害などの詳細情報が表示されます。

今回「雑草検索くん」を開発した背景には、当社が昨年開発した農薬の希釈計算を行うスマートフォン向けアプリケーション「農薬希釈くん」が、配信後10ヵ月間で1万ダウンロードを達成したことがあります。これにより農業従事者の中に、一定数のスマートフォン利用者が存在することが確認でき、第2弾として「雑草検索くん」の開発を決定する大きな動機付けとなりました。農業従事者の利便性に特化したアプリケーションの開発は業界初の試みであり、Science For A Better Life(よりよい暮らしのためのサイエンス)を掲げ、イノベーションを重視する当社が率先して進める意義もあります。

当社では今後も、農業現場における利便性向上と効率化に貢献すべく、本アプリケーションの畑地場面の雑草情報の拡充や、第3弾として作目別の害虫図鑑、地域別の病害虫・雑草の発生状況がリアルタイムに把握可能となるアプリケーションの開発を目指しています。バイエル クロップサイエンスは、スマートフォンを日常的に使用する現代農業の担い手に、デジタルツールを用いたソリューションを提供することで、そのよりよい暮らしを支援していきます。

【アプリケーション概要】

◇アプリケーション名 「雑草検索くん」
◇対応OS iOS版iOS8.1.X以降、Android 版Android4.0.4以降
◇価格 無料
◇アプリケーションアイコン ◇アプリケーショントップ画像