2022年5月

バイエル クロップサイエンスのハウス栽培向けのモニタリングサービス
「Plantect®」、「農業イノベーション大賞2022」の選考委員会特別賞を受賞


東京、2022年5月25日 ― バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ハーラルト・プリンツ)が提供している環境モニタリングとAIによる病害予測機能で構成されるハウス栽培作物向けスマート農業サービス「Plantect®(プランテクト)」が、この度、農業情報学会の主催する「農業イノベーション大賞2022」の選考委員会特別賞を受賞しました。

農業イノベーション大賞は、従来の農業分野における「常識」にとらわれない将来性のある斬新な発想に基づいた実践的な活動や、情報・知識・ノウハウや情報通信技術ICTの活用を表彰するものです。

今回受賞した「Plantect®(プランテクト)」は、バイエル クロップサイエンスがハウス栽培の収穫量向上に貢献することを目的に提供している日本発のサービスです。温度湿度、CO2、日射量などのハウスで重要な環境を見える化し、トマト・ミニトマト、きゅうり、いちごの主な病害のリスクを人工知能により予測します。「気象、環境、栽培管理、薬剤散布、病害発生の各種データおよび病原菌の好適感染条件の実験結果等に基づいて構築した機械学習モデルにより病害感染リスク予測を実現し、データ駆動型農業支援ビジネスに挑戦している。こうした受賞者の取組みは、農業イノベーションの実践的活動として選考委員会特別賞に値する」との講評*をいただき、受賞に至りました。

バイエル クロップサイエンスは、持続可能な農業の実現に向けて、従来の農薬に加え、デジタルを活用しさまざまなソリューションを展開しています。バイエル クロップサイエンスは、今後もイノベーションを通じて日本の農業の課題解決に貢献していきます。

*: 農業情報学会「農業イノベーション大賞 2022 選考結果発表」より