AIによる雑草・病害虫診断アプリ
バイエル クロップサイエンス、「MagicScout(マジックスカウト)」を2022年3月1日よりリリース開始
AIによる雑草・病害虫診断アプリ
バイエル クロップサイエンス、「MagicScout(マジックスカウト)」を2022年3月1日よりリリース開始
- 水田雑草27種類が診断可能。結果は地図上に記録
- インターネットの接続がなくても利用可能
- 今後、水稲の病害虫への対応、対象作物の拡大も
東京、2022年3月1日 ― バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ハーラルト・プリンツ)は、AIで水田の雑草を診断するスマートフォン向けアプリ「MagicScout(マジックスカウト)」を3月1日より正式にリリースしました。対応OSは、iOSとAndroidで、App Store(iOS)およびGoogle Play(Android)から無料でダウンロードができます。
「MagicScout(マジックスカウト)」はバイエルのデジタルファーミングのひとつで、AI技術により水田雑草の60%程度に相当する27種類の診断が可能です。雑草の写真を撮影して診断結果を確認し、その雑草の特徴などを詳細情報ページで確認することができます。診断結果は撮影場所の位置情報とともに地図に記録され、水稲除草剤を選択する際の意思決定に活用することができます。日本全国の水稲の雑草をカバーしており、事前にアプリのカメラ設定でAIモデルをダウンロードしておけば、インターネットへの接続がない環境下でも診断が可能で通信環境に関わらず利用できます。今後、水稲の雑草だけでなく、病害虫やさまざまな作物にも拡大していく予定です。
「MagicScout(マジックスカウト)」はドイツ・バイエル社が開発提供し、2021年にドイツで初めてリリースしました。ドイツに次いで世界で2番目に展開する日本では、バイエル クロップサイエンスがサービスを提供します。診断の正確性や活用方法は今後、蓄積されるさまざまなデータや知見などをもとにさらに向上していきます。バイエル クロップサイエンスは現在、新しいテクノロジーを活用したデジタル農業を推進しており、「MagicScout(マジックスカウト)」はこれをさらに加速させるカギとなるツールです。バイエル クロップサイエンスは、今後も持続可能な農業の実現に貢献できるさまざまなソリューションを提供していきます。
【アプリケーション概要】
◇アプリケーション名 | マジックスカウト |
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◇対応OS | iOS版iOS11.3以降、Android 版Android5.0以降 |
◇価格 | 無料 |
◇アプリケーションアイコン |
◇写真撮影画面 |
◇診断結果画面 |
◇詳細情報(雑草の特徴説明など) |
◇地図上に記録 |