2019年4月

テブコナゾールとキャプタンを配合、小麦の赤かび病対策に優れた効果を発揮する殺菌剤
「バラライカ®B水和剤」2019年4月8日より販売開始


東京、2019年4月8日 バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ハーラルト・プリンツ)は、2種類の有効成分(テブコナゾール、キャプタン)を配合し、小麦の赤かび病対策に優れた効果を発揮する殺菌剤「バラライカ®B水和剤」を、北海道地区限定で4月8日より販売を開始します。

テブコナゾールは、小麦赤かび病フザリウム菌に対し高い防除効果を示します。キャプタンは、糸状菌による病害に幅広い効果とニバーレ菌を含む赤かび病に優れた効果を示します。更に、両成分とも、赤かび病菌が産生する、カビ毒の一種DONに対する抑制効果を有します。
本剤は、この2種類の有効成分を最適配合することで、小麦の最重要病害である赤かび病とカビ毒汚染を抑制し、品質の高い小麦の収穫に貢献します。

【バラライカ®B水和剤の特長】

  • 赤かび病フザリウム菌に効果の高いテブコナゾール、ニバーレ菌に効果の高いキャプタンの新規混合剤
  • 系統の異なる有効成分の混合剤で、耐性菌の発達リスクの少ない薬剤
  • フザリウム菌によるDON(カビ毒の一種)生成とニバーレ菌の同時防除が可能
  • 開花期に本剤を使用することで、安定した防除効果を示す

【製品概要】

◇製品名: バラライカ®B水和剤
◇上市年月日: 2019年4月8日
◇登録番号: 第24095号
◇成分: キャプタン・・・50.0%  テブコナゾール・・・10.0%
◇毒性: 普通物
(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
◇有効年限: 3年
◇荷姿: 2kg×10
◇販売ルート: 商系:バイエル クロップサイエンス株式会社
◇適用作物・適用病害名・希釈倍数:
作物名 適用病害名 希釈倍数
小麦 赤かび病 500倍
◇使用液量: 60~150L / 10a
◇使用時期: 収穫14日前まで
◇使用方法: 散布
◇使用回数: 2回以内
  • キャプタンを含む農薬の総使用回数:4回以内
  • テブコナゾールを含む農薬の総使用回数:3回以内(根雪前は1回以内、融雪後は2回以内)

【製品写真】バラライカ®B水和剤