2016年3月

新規殺菌剤「オルフィン®プラスフロアブル」 2016年4月5日より販売開始

  • 新規殺菌剤フルオピラムとテブコナゾールを配合
  • なしの「黒星病」や「黒斑病」、すもも・おうとうの「灰星病」など果樹病害に高い効果

東京、2016年3月30日 -バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ハーラルト プリンツ)は、新規殺菌剤フルオピラムとテブコナゾールを配合した、殺菌剤「オルフィン®プラスフロアブル」の販売を2016年4月5日より開始します。

「オルフィン®プラスフロアブル」は、ドイツ バイエル社が新規に開発した、ピリジニルエチルベンズアミド系殺菌剤フルオピラムを配合する果樹病害用の殺菌剤です。本剤は、フルオピラムとテブコナゾールの、作用機序の異なる2つの有効成分を含有し、なしの「黒星病」や「黒斑病」、すもも・おうとうの「灰星病」などに高い効果を示します。

新規有効成分フルオピラムは、ピリジニルエチルベンズアミド構造を有する殺菌剤で、糸状菌のミトコンドリア呼吸鎖におけるコハク酸脱水素酵素を阻害します。その結果、胞子発芽、発芽管伸長、菌糸成長、胞子形成などを強く阻害し、各種病原菌の生育の重要な段階に対して防除効果を発揮します。

【オルフィン®プラスフロアブルの特長】

  • 新規有効成分フルオピラムとテブコナゾールを配合
  • 2つの有効成分により、主要果樹病害に優れた効果を発揮
    フルオピラム(ピリジニルエチルベンズアミド系のコハク酸脱水素酵素阻害剤(SDHI))
    テブコナゾール(トリアゾール系のエルゴステロール生合成阻害剤(EBI))

【製品概要】

◇製品名: オルフィン®プラスフロアブル
◇登録番号: 第23387号
◇成分: フルオピラム・・・17.7%、テブコナゾール・・・17.7%
◇毒性: 普通物
(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
◇有効年限: 3年
◇荷姿: 250ml×20本
◇販売ルート: バイエル クロップサイエンス株式会社が販売
◇販売開始日: 2016年4月5日
◇主要適用作物名: なし(黒星病、黒斑病)、すもも(灰星病)、おうとう(灰星病)