2025年4月

 農薬有効成分「イミダクロプリド」及び当該有効成分を含む製品については2021年12月に再評価を申請しています。このたび、イミダクロプリドのミツバチに対する影響評価書(案)が公表されました。

 当社では、2021年9月以降、環境に調和した持続的な農業の実現に貢献するための全世界で一貫した方針に基づき、イミダクロプリドを含む農薬について、ミツバチに被害を生じる可能性があると考えられる使用方法について、「使用時期を落花後もしくは着果後に制限する」、「施設における使用に制限する」、「使用後の訪花を避ける注意事項を定める」ことにより、再評価申請に先駆けた形でミツバチ等への被害の防止にいち早く取り組んでまいりました。再評価において、ミツバチの被害防止には「蜜蜂に係る被害防止方法」が設定されることとなりましたが、その大部分は当社が自発的に行ってきた適用表の作物名又は使用時期での制限と同等の内容となっておりますが、一部はこれまで対応できていなかったこともあり、今後速やかに対応する方針です。

 私たちは、最新の科学的知見に基づき、今後も当局と連携しながら、農薬使用者、ミツバチ等の花粉媒介昆虫への安全性のさらなる向上に努めてまいります。

◆当社の「イミダクロプリド使用法の変更登録」に関する取り組みについてはこちらからご覧いただけます。
https://cropscience.bayer.jp/ja/home/sustainability/japan-efforts/solution02/
https://cropscience.bayer.jp/ja/home/sustainability/japan-efforts/solution08/