最適な雑草防除を提案する「水田雑草 テーラーメイド防除®」に新機能拡充:
全国約800か所の気温データ*を取得し、より高精度のテーラーメイド処方を実現
最適な雑草防除を提案する「水田雑草 テーラーメイド防除®」に新機能拡充:
全国約800か所の気温データ*を取得し、より高精度のテーラーメイド処方を実現
- より精密な気温データの取得で、さらに精度の高い散布適期を提案。
- 経年データの蓄積により、問診時に選択可能な草種を拡充。
- 水田中干し延長時における最適化処方の実装により、最適な除草と環境負荷低減に貢献。
東京、2025年2月17日 ― バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大島 美紀、以下バイエル クロップサイエンス)は、雑草の発生状況に合わせて最適な除草剤の処方提案をサポートするウェブアプリケーション「my防除®(https://mybj.jp/mybojo/)」で取得する気温データ*の気象観測地点を、この度47か所から全国約800か所に拡大いたしました。
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- 全国の気象観測地点を基準とし、過去3か年の平年気温データを独自に収集・集計した情報を利用しています。
「my防除®」は、デジタル技術を活用し、雑草の発生状況に基づき適切な薬剤(有効成分)、薬量、散布時期の処方提案を通じて最適防除を実現する、「水田雑草 テーラーメイド防除®」の核となるアプリです。散布適期を算出する際に使用する気温データを全国800か所の気象観測地点に拡大したことで、近年気候変動による天候変化が課題となる中、圃場のある地域の気象条件や除草課題に、より適した、高精度のテーラーメイド処方が可能になります。
また、経年データの蓄積により「my防除®」では2025年度から、問診時に選択できる水田雑草の草種を拡充し、シズイや雑草イネなどの難防除雑草についても最適な処方提案が可能になりました。一部地域では、田植同時処理除草剤(粒剤)との体系除草処方の実装も開始しています。さらに、水田中干し延長時における雑草防除を最適化する処方を実装するなど、農家さんの作業の効率化と環境負荷低減の両面から、常に機能や利便性の向上を行っています。
バイエル クロップサイエンスは、これからも「水田雑草 テーラーメイド防除®」を軸に、個々の農家さんのニーズに寄り添ったサポートを強化し、日本の持続可能な農業の実現に貢献してまいります。