福島農園 福島 様
■エリア : 鳥取県 ■品種 : 【 水稲 約25ha/うち直播水稲 約2.7ha 】

「農地を有効利用することの意義・重要性を地域に伝えていく」ことをモットーに、農地利用最適化委員や稲作経営者会議などに積極的に参加されている福島さん。条件の悪い休耕田の再利用や、農地の斡旋など、日々の活動や農業経営を通して、福島さんにとって大事なキーワードは、「省力性」でした。

※掲載のインタビューは2023年に取材した内容です。

収量を維持しながら、省力性に優れる直播水稲。
病害虫や雑草の防除も期待通りです。

直播水稲を始めるようになって、今年で3年目になります。昨年は全体の栽培面積25haのうち1ha程度でしたが、今年は2.7haに拡大しました。直播の収量は、1年目は9俵/haで昨年は6俵/haほど。思っていたよりも結果が良く、移植水稲と同じ収量を確保できることがわかったので、今後はさらに直播を全体の3割程度にまで増やしていきたいと思っています。
病害虫の防除は、今年も種子処理剤を使用しました。昨年と同様ヨーバル®シードFS、エバーゴル®シードFS、ルーチン®シードFSの3剤とも使いましたが、あらかじめ種もみに薬剤をコーティングできて省力的で、どれも効果が非常に高かったので、今後も継続して使用したいと考えています。
また、除草剤については昨年、ストレングス®1キロ粒剤を散布して満足な効果が得られました。今年も、初期剤との体系でストレングス®1キロ粒剤を使用する予定です。

直播に加えて、ドローン散布の多様化に期待。
さらなる省力化を進めていきたい。

直播のメリットは、何と言っても省力性です。私の場合はドローンを使って一度に30aを播種します。 タンクの容量の関係で3回ほど種もみを充填する手間はありますが、移植水稲のように苗づくりや田植えをする必要がなく、費用的にも労力的にも大きなメリットを感じています。 30aに移植をする場合、1時間程度は時間が必要ですが、直播なら充填作業が早くできれば30分もかかりません。
さらに、除草剤をドローン(P30)散布で一度に30aに実施できるので、除草作業は1回の飛行で完了できます。 かなり時間を短縮することができ、精神的に楽な部分があります。また、水稲栽培の追肥も重労働な作業のうちの一つですが、これもドローンで実施する予定です(ドローン専用の高濃度肥料散布)。 うちの農園は、従業員を含めて3名で稼働していて労力的に限りがあるので、今後は省力性に優れた直播栽培に加えて、ドローンに対応できる農薬や肥料がもっと増えていくことを期待しています。

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