ひょうたん農場株式会社 須原 様
■エリア : 兵庫県 
■品種 : コシヒカリ、酒米、飼料米
【 水稲 約50ha/うち直播水稲 約6ha 】

兵庫県丹波市の市島町で、三代にわたって農業を営む須原さん。減農薬にこだわったお米づくりを中心に、但馬牛の繁殖、丹波特産の黒豆や小豆、栗の生産、加工品の販売も行っています。近年は農業経営を法人化し、規模を拡大。地域の作業を積極的に請け負う体制を確立しつつあります。そんな須原さんの農業にとって、欠かせないこととは?

※掲載のインタビューは2023年に取材した内容です。

地域の農業を支えるために、農業法人を設立。
そのためには、省力化が欠かせません。

平成31年に「ひょうたん農場」として法人化。おもに私が約50haで水稲の生産を、弟が但馬牛約50頭の畜産を担当しています。従業員とアルバイトを3名ずつ雇用し、高齢化によって今後ますます増えていくであろう請負農地や人手不足に対応していくために臨んでいます。
水稲の請負面積は年々増えてきており、作期をずらしながら労力を分散していますが、なかなか対応しきれていないのが現状です。今後、その解決には「省力性」が大きなポイントになってくると思っています。ドローン散布や、苗を作らなくてもいい直播栽培は、その意味で非常に魅力的です。
また、除草剤などの農薬についても同様です。雑草のせいで収量が下がったり、除草のための動噴散布が体力的にきびしくなるのであれば、新しい農薬やドローン散布の技術は省力化につながるので利用価値があると考えています。その点で今年は、新しい一発剤のストレングス®1キロ粒剤を初期剤との体系で使う予定です。うまく抑えられれば、中後期剤の労力を省くことができるのではないかと期待しています。

ドローン直播にますます期待。
時間と労力をカットできるのが最大のメリットです。

直播は今年、全体の栽培面積50haのうち6haで実施しましたが、あえて水持ちの悪い圃場条件で実施してみました。来年以降どうするかは検討するつもりですが、今後栽培面積が増えていくと、難しい条件の圃場を管理する必要性も出てくると思うので、圃場条件に関わらず直播で栽培ができるよういろいろと試してみたいです。 今後もひょうたん農場で請負を増やし、地域の農業を維持していくために、ドローンの技術をもっと活用していきたいです。 以前は鉄コーティング種子を播種機で播種していましたが、ドローンを使って播種すれば時間と労力がカットできるので期待しています。移植水稲の田植えはやはり労働力が必要で、最低でも3人の稼働が必要ですが、ドローンで播種できれば、別の水田の代掻きなど他の作業に人員を回せるメリットがあります。 これまでドローン散布は外部委託していましたが、今後は自社で購入・運営していくことを視野に入れています。

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  • XAGドローンP30
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