ストレングス®1キロ粒剤の特長3成分で高い除草効果

有効成分の物理化学性と安全性

有効成分表

トリアファモンの特徴

■トリアファモンの特長
  • トリアファモンは、
    バイエルプロップサイエンス(株)が開発した新規のスルホンアニリド系のALS阻害剤です。
  • 高葉齢のノビエに対して優れた除草効果を発揮するとともに、長い残効性を示します。
  • 難防除多年生雑草(クログワイ、オモダカ、コウキヤガラ)に対して、高い除草効果を示します。
  • 難防除多年生イネ科雑草(キシュウスズメノヒエ、エゾノサヤヌカグサ)に対して、高い除草効果を示します。
  • 既存のSU抵抗性バイオタイプの雑草に対して除草効果を示します。
    *Trp574変異のバイオタイプに対しては、他の新規ALS阻害剤と同様に実用的な除草効果は期待できません。
  • イネに対して高い安全性(生理的な選択性)を有します。
    *雑草の体内では代謝により多くの活性本体が生成されるが、水稲体内では、活性本体がほとんど生成されないため、雑草と水稲の間で生理的な選択性を示します。
水稲用除草剤トリアファモン

テフリルトリオンの特長

■テフリルトリオンの特長

テフリルトリオンは雑草の根部、幼芽部、茎葉基部より吸収されます。
雑草体内では光合成電子伝達系経路のプラストキノンの生合成に関与する4-HPPDに作用して、雑草の生育を抑制し、白化症状を発現して枯死させます。

  • テフリルトリオンは、
    バイエルクロップサイエンス(株)、全国農業協同組合連合会、北興化学工業(株)が共同開発した4‐HPPD阻害剤です。
  • 一年生広葉雑草、ホタルイ、多年生広葉雑草のほか、イボクサ、クサネム等の特殊雑草に対して、高い効果を示します。
  • 難防除多年生雑草(クログワイ、オモダカ、コウキヤガラ)に対して高い除草効果と塊茎形成抑制効果を示します。
水稲用除草剤テフリルトリオン

リンズコア™(一般名:フロルピラウキシフェンベンジル)の特性

■リンズコア™の特長

米国ダウ・アグロサイエンス(現コルテバ・アグリサイエンス™)によって開発されたリンズコア™(一般名:フロルピラウキシフェンベンジル)は、新たな骨格を有する合成オーキシンで、ノビエ、広葉雑草、一部のカヤツリグサ科雑草に高い効果を発揮します。本有効成分はオーキシン類似の作用により除草効果を示しますが、既存の合成オーキシンと異なる受容体に結合することが分かっています。このユニークな作用機構のため、従来のホルモン剤では効果が期待できなかったノビエに対しても高い活性を示し、既存除草剤に抵抗性を発達させた雑草に対しても、効果が期待できます。

【合成オーキシンとは】

植物を伸長させるオーキシン(インドール酢酸)によく似せて人為的に合成した物質。植物のオーキシン作用を乱して枯殺します。

ストレングス®1キロ粒剤の除草効果

■委託試験結果概要/2019-2020年