直播水稲(鉄コーティング直播栽培含む)において、本剤は効果・安全性ともに優れ、1キロ粒剤はは種時からノビエ3.5葉期まで、フロアブルはは種直後からノビエ3.5葉期まで、ジャンボがイネ1葉期からノビエ3葉期までの幅広い散布時期で余裕をもって使用できます。
慣行の処理時期と水管理
鉄コーティング湛水直播栽培における除草体系
直播水稲への安全性
本剤は、鉄コーティング等の表面播種栽培を含む直播水稲に対しては種直後からの使用で高い安全性を示します。
薬害程度
無:害徴が認められないもの 微:害徴が認められるが、回復により減収しないと推定されるもの
小:害徴が認められ、減収率が5%以下と推定されるもの
除草効果(直播水稲)
■ 各種雑草に対する効果
(2013年~2016年 委託試験結果まとめ)
は種時処理の安全性
- は種時処理においても苗立ち数への影響はみとめられませんでした。
- 初期に若干の生育抑制が認められましたが、その程度は許容範囲内で、最終的には回復しました。
は種時処理の除草効果
- ボデーガード®プロ 1キロ粒剤は、一発処理ですべての供試草種に対して高い除草活性を示しました。
- ボデーガード®プロ 1キロ粒剤は、対照薬剤と比べ長期の残効性を示しました。
■は種後(処理後)55日の状況
イネ1葉期処理の安全性
- O剤を前処理後、水稲の1葉期にボデーガード®プロ 1キロ粒剤の後処理を実施しました。
前処理後の初期に若干の生育抑制が認められましたが、その程度は許容範囲内で、最終的には回復しました。
イネ1葉期処理の除草効果
- O剤を前処理後、ボデーガード®プロ 1キロ粒剤を後処理しました。すべての供試草種に対して、対照薬剤と同等以上の効果を示しました。
- ボデーガード®プロ 1キロ粒剤処理区は、対照薬剤と比べ同等以上の残効性を示しました。
■イネ1葉期処理後33日の状況
■イネ1葉期処理後40日の状況
・バイエルクロップサイエンス(株)社内試験 ・試験年:2017年 ・試験場所:茨城県結城市 ・栽培:鉄コーティング湛水直播 ・代かき日:2017年5月8日 ・播種日:2017年5月11日 ・処理日 播種時処理:2017年5月11日 ・処理日 イネ1葉期処理:2017年5月26日 ・対象雑草:ノビエ、コナギ、一年生広葉、ホタルイ ・水管理:は種後落水処理をした後入水処理13日後に入水した