高齢化や担い手不足により、農家一人当たりが担う栽培面積は拡大を続けています。 そのため、農作業の省力化や効率化が重要な課題となっており、特に、作業負担の大きな育苗、 田植え、収穫といった繁忙期の作業を分散、効率化し、農作業の平準化を図ることが必要となります。 また、法人化・大規模経営化が進んでいる中で、農業経営の視点からも、 圃場や栽培技術の情報をデータとして蓄積・管理し、次代へ継承していくための仕組みづくりが求められるのではないでしょうか。
私たちは、雑草や病害虫防除のための農薬開発を通じ、半世紀以上にわたり水稲農業が抱える課題と向き合ってきました。 近年は、「除草剤の開発」を中心としながら、水稲栽培で新たな技術として注目されている「種子処理」、 ドローンなどのロボティクスや雑草診断アプリを活用した「デジタルファーミング」など、平準化や効率化に資する製品やサービスを提供しています。
日本の水稲栽培に合わせた最適なコーティング技術を開発し、新たな防除方法として確立しました。 移植・直播どちらでも利用可能な技術です。圃場の条件に合わせて薬剤を調整することが可能で、農家のニーズに合わせた、的確で効率的な病害虫防除を実現します。
ようこそ、
水稲農業の
新しい世界へ。
今春、トリアファモン剤を含有した新たな除草剤「ストレングス®1キロ粒剤」の販売を開始しました。 本剤は、幅広い雑草に効果があり、移植後5日からノビエ4葉期までと広い散布適期幅を有しています。直播にも使用可能な除草剤です。
これからの水稲農業では、省力化と作業軽減を目的に、直播栽培にチャレンジする農家が増えてくるでしょう。
私たちは、事業のコアである「農薬の開発」を中心に「種子処理技術」、「デジタルファーミング」など、新しい農薬やサービスを提供することで、
直播栽培を支えていきたいと考えています。雑草管理、作業時間の短縮、安全性の確保など、圃場の一つひとつの問題と向き合い、
種まきから収穫までをサポートする直播のトータルソリューションを提供していきます。
ぜひ、バイエル クロップサイエンスの水稲直播ソリューションにご期待ください。