ルーチン®コア箱粒剤

ROUTINE CORE GR

製品の特長

  • 抵抗性誘導型殺菌剤イソチアニルとネオニコチノイド系殺虫剤チアクロプリドの混合剤です。
  • 水稲栽培において防除必須な、いもち病やイネミズゾウムシに優れた効果を発揮します。
  • イソチアニルは植物病害抵抗性誘導型殺菌剤のため耐性菌発達リスクが小さく、既存のイネいもち病薬剤耐性菌に対しても有効です。
  • 優れた浸透移行性と長い残効性を有します。
  • 人畜、水産動植物に高い安全性を有し、環境への影響が少ない薬剤です。

製品情報

  • 種類名:チアクロプリド・イソチアニル粒剤
  • 成分:チアクロプリド・・・1.45%  イソチアニル・・・2.0%
  • 性状:類白色細粒
  • 登録番号:第24158号
  • 荷姿:1kg x 12
  • 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:4年
  • PRTR:

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作物別適用及び使用方法

作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
使用目的 希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
  稲(箱育苗) イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前~移植当日本剤:1回
チアクロプリド:1回
イソチアニル:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
育苗箱の上から均一に散布する。  
  イネヒメハモグリバエ
  ツマグロヨコバイ
  イネミズゾウムシ
  ニカメイチュウ
  いもち病
  白葉枯病
  内穎褐変病
  穂枯れ(ごま葉枯病菌)
  もみ枯細菌病
  イネドロオイムシ高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g)
  イネヒメハモグリバエ
  ツマグロヨコバイ
  イネミズゾウムシ
  ニカメイチュウ
  いもち病
  白葉枯病
  内穎褐変病
  穂枯れ(ごま葉枯病菌)
  もみ枯細菌病

注意事項

使用上の注意事項

  • 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当りに乾籾として200から300g程度を高密度には種する場合は、10a当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が1kg/10aまでとなるよう、育苗箱1箱当りの薬量を50から100gまでの範囲で調整して下さい。
  • 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意して下さい。
  • 本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので、代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出しないように注意して下さい。
  • いぐさ栽培予定水田では使用しないで下さい。また、本剤を処理した稲苗を移植した水田ではいぐさを栽培しないで下さい。
  • きく等の他作物に影響を及ぼす場合があるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように散布して下さい。また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさけて下さい。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意事項

  • 誤食などのないよう注意して下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意して下さい。
  • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。