アドマイヤー®プラスフロアブル

ADMIRE PLUS Flowable

製品の特長

  • 従来のアドマイヤーの効果にキラップの効果をプラス。従来の薬剤では防除が難しくなった抵抗性のチャノキイロアザミウマに有効な他、アブラムシ類やミカンハモグリガ、コナカイガラムシ類、ゴマダラカミキリ(成虫)等、幅広い害虫が同時に防除できます。
  • 浸透移行性に優れており、葉裏や葉の中の害虫に対しても優れた効果を示します。
  • フロアブル製剤で作物への汚れが少なく使いやすい薬剤です。
  • 従来の薬剤と同じ使い方で高い効果を発揮し、高品質のカンキツ生産に貢献します。

製品情報

  • 種類名:イミダクロプリド・エチプロール水和剤
  • 成分:イミダクロプリド・・・9.1%  エチプロール・・・9.1%
  • 性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
  • 登録番号:第24102号
  • 荷姿:500ml×20本
  • 毒性:劇物
  • 危険物:
  • 有効年限:4年
  • PRTR:2種エチプロール…9.1%

ダウンロード(SDS・カタログ)

作物別適用及び使用方法

作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
使用目的 希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
  かんきつ コナカイガラムシ類 2000倍200~700L/10a収穫21日前まで(ただし、露地栽培については発芽期から開花期を除く)本剤:2回以内
イミダクロプリド:3回以内
エチプロール:2回以内
散布  
  アザミウマ類
  アブラムシ類
  カメムシ類
  ゴマダラカミキリ成虫
  ミカンバエ成虫
  ミカンハモグリガ
  アザミウマ類32倍4~7.5L/10a無人航空機による散布
  アブラムシ類
  カメムシ類
  ゴマダラカミキリ成虫
  ミカンバエ成虫
  ミカンハモグリガ
  アザミウマ類40~50倍7.5~15L/10a
  アブラムシ類
  カメムシ類
  ゴマダラカミキリ成虫
  ミカンバエ成虫
  ミカンハモグリガ
  アザミウマ類100倍15~30L/10a
  アブラムシ類
  カメムシ類
  ゴマダラカミキリ成虫
  ミカンバエ成虫
  ミカンハモグリガ
  アザミウマ類200倍30~50L/10a
  アブラムシ類
  カメムシ類
  ゴマダラカミキリ成虫
  ミカンバエ成虫
  ミカンハモグリガ

注意事項

使用上の注意事項

  • 使用量に合わせ秤量、又は薬液を調製し、使いきって下さい。
  • 使用前によく振ってから使用して下さい。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守って下さい。
    • 散布は散布機種の使用基準に従って実施して下さい。
    • 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
    • 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
  • 蚕に対して長期間毒性がありますので、絶対に桑葉にかからないようにして下さい。
    • ミツバチおよび野生ハナバチ類に対して影響があるので、以下のことに注意して下さい。
      • ミミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないで下さい。
      • 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
      • 開花期終了後に使用する場合、適用作物の花弁の大部分が落下または乾燥するか、花が閉じてから使用して下さい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。 なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意事項

  • 医薬用外劇物なので、取扱いには十分注意して下さい。
  • 誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製し、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、鍵のかかるなるべく低温な場所に密栓して保管して下さい。盗難、紛失の際は、警察に届け出て下さい。
  • 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させて回収して下さい。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
  • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。