ビーム™キラップ®ジョーカー®フロアブル
BEAM KIRAPPU JOKER Flowable
製品の特長
- いもち病と広範な斑点米カメムシ類に対して優れた効果を示し、アカヒゲホソミドリカスミカメやアカスジカスミカメ、ミナミアオカメムシにも優れた効果を示します。
- 水稲中・後期の害虫であるツマグロヨコバイ、ウンカ類、コブノメイガなどにも優れた効果を示します。
- 作用性が異なる2成分の配合により、他剤に感受性の低下した害虫にも効果が期待できます。
製品情報
- 種類名:エチプロール・シラフルオフェン・トリシクラゾール水和剤
- 成分:エチプロール…3.0% シラフルオフェン…7.0% トリシクラゾール…8.0%
- 性状:淡黄赤色水和性粘稠懸濁液体
- 登録番号:第22928号
- 荷姿:500ml×20本
- 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
- 危険物:
- 有効年限:4年
- PRTR:2種エチプロール…3.0%
ダウンロード(SDS・カタログ)
作物別適用及び使用方法
作物名 | 適用場所 | 適用病害虫 雑草名 |
使用目的 | 希釈倍数 使用量 |
散布液量 | 使用時期 | 使用回数 | 使用方法 | 適用土壌 | 適用地帯名 | |
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稲 | いもち病 | 8倍 | 0.8L/10a | 収穫14日前まで | 本剤:2回以内 エチプロール:2回以内(は種時(直播)又は移植時までの処理は1回以内) シラフルオフェン:2回以内 トリシクラゾール:4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 無人ヘリコプターによる散布 | |||||
ウンカ類 | |||||||||||
コブノメイガ | |||||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
いもち病 | 1000倍 | 60~200L/10a | 散布 | ||||||||
ウンカ類 | |||||||||||
コブノメイガ | |||||||||||
カメムシ類 | |||||||||||
ツマグロヨコバイ | |||||||||||
フタオビコヤガ |
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
- 本剤は貯蔵中に分離することがありますので、使用に際しては容器をよく振って下さい。
- 本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意事項を守って下さい。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
- 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
- 蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
- ミツバチに対して影響がありますので、以下のことに注意して下さい。
- ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないで下さい。
- 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
- 野菜の幼苗およびなし(二十世紀、幸水、新水等)には薬害を生じるおそれがありますので、かからないように注意して散布して下さい。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
- 誤飲などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
- 本剤は皮膚に対して刺激性がありますので皮膚に付着しないよう注意して下さい。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
- 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼしますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
- 無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないように、とくに注意して下さい。
- 散布後は水管理に注意して下さい。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
- 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収して下さい。
- 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
- 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。