• かんしょ ネコブセンチュウ被害
  • だいこん ネグサレセンチュウ被害
  • にんにく イモグサレセンチュウ被害
  • ばれいしょ ジャガイモシストセンチュウ被害

ビーラム粒剤は、有効成分フルオピラムを有効成分とする新規の殺線虫剤です。畑作・園芸作物の主要なセンチュウ類に対して優れた防除効果を示すことが確認され、平成29年8月9日付で新規農薬登録を取得いたしました。

特長

新規性

従来の殺線虫剤とは異なる、
新規の作用機構を有する
殺線虫剤です。

優れた効果

ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、
シストセンチュウ、イモグサレ
センチュウ等の幅広いセンチュウ類に
対し優れた防除効果を発揮し、
収量や品質の向上が
期待できます。

高い安全性

人畜への影響が低く、作業安全性の
高い薬剤です。土壌生物や
水産動植物、その他環境生物への
影響の低い薬剤です。

使いやすさ

臭気が少なく、扱いやすい
粒剤です。被覆やガス抜き等の
作業が不要で散布後すぐに定植、
播種が可能です。

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作用点

土壌中のセンチュウに直接的に作用し、
土壌中の移動と根への侵入を阻害します。
ビーラム粒剤によってエネルギー生産ができないセンチュウは、
活動を停止し死に至ります。

線虫スペクトラム

幅広いセンチュウに、高い防除効果を示します。

ネコブセンチュウ

サツマイモネコブセンチュウ
キタネコブセンチュウ等

サツマイモネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ、アレナリアネコブセンチュウ、ジャワネコブセンチュウなどが知られています。いずれも寄生範囲が広く、いも類、根菜類、果菜類、葉菜類で深刻な被害をもたらします。ネコブセンチュウは卵の中で1回脱皮し、2期幼虫にふ化し土中を移動して根の中に侵入して定着します。ネコブセンチュウが定着すると周囲の細胞が巨大化し根こぶ(ゴール)と呼ばれるこぶを形成します。

シストセンチュウ

ジャガイモシストセンチュウ
ダイズシストセンチュウ等

ジャガイモシストセンチュウ、ダイズシストセンチュウが知られ、ネコブセンチュウやネグサレセンチュウと比較すると寄主範囲が狭いです。シストセンチュウの雌成虫は頭部を根の組織内に入れ、体を肥大させてシストを形成します。卵はシストで保護されているので低温や乾燥、薬剤に対する耐性が高く、寄主植物の無い状態でも土壌中で十年以上も生存します。卵からふ化した幼虫は、根に侵入し3回の脱皮を経て成虫となります。

ネグサレセンチュウ

キタネグサレセンチュウ
ミナミネグサレセンチュウ等

キタネグサレセンチュウ、ミナミネグサレセンチュウ、クルミネグサレセンチュウなどが知られており、いずれも寄生範囲が広く、キタネグサレセンチュウによる根菜類の被害が問題になっています。ネコブセンチュウは作物の根の中に定着しますが、ネグサレセンチュウは定着する事はなく根と土中を移動しながら加害します。ネグサレセンチュウは2期幼虫から成虫の全ステージが加害し、侵入と脱出を繰り返し、土壌病害の発病を助長する事が知られています。

クキセンチュウ

イモグサレセンチュウ等

クキセンチュウはニンニクに寄生して大きな被害をもたらすイモグサレセンチュウが知られニンニク以外にアイリス、ラッキョウなどでも被害が報告されています。イモグサレセンチュウは土壌中または鱗茎中で生活し、幼虫・成虫が鱗茎に寄生して加害します。寄生した種球を植え付けると鱗茎内部の幼芽腐敗により、未萌芽や萌芽しても枯死を引き起こします。

適用害虫および使用方法

※ 印は収穫物への残留回避のため、その日までに使用できる収穫前日数と本剤およびその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示します。

使用上の注意事項
  • ● 間引き菜、つまみ菜に使用しないで下さい。
  • ● 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
  • ● 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくにはじめて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を 受けることが望ましいです。
安全使用上の注意事項
  • ● 誤食などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を 感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • ● 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • ● 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意して下さい。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
  • ● 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。 

使用上のポイント

植付、播種前に土壌全面に均一に散布して下さい。

長年の連作により線虫密度が高まっている圃場や、前作の残渣の残る圃場等、線虫被害が多いと予想される圃場では他の薬剤(土壌くん蒸剤)との体系処理をお奨めします。

表層から20cm程度の深さまで、ムラがないように、丁寧に土壌と混和して下さい。(土壌中の線虫は地表面から10-20㎝の層に多く分布)

処理時の土壌の水分条件は手で握って開くとやや割れ目ができる程度が目安です。

登録の使用方法は全面土壌混和です。は種溝・植溝混和、すじ条、作条・畝処理、植穴処理等で使用しないで下さい。使用方法を守って使用して下さい。

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