抵抗性誘導型殺菌剤イソチアニルとネオニコチノイド系殺虫剤チアクロプリドの混合剤
「ルーチン®コア箱粒剤」2019年3月5日より販売開始
2019年3月
抵抗性誘導型殺菌剤イソチアニルとネオニコチノイド系殺虫剤チアクロプリドの混合剤
いもち病や初期害虫といったコアな病害虫に優れた効果
「ルーチン®コア箱粒剤」2019年3月5日より販売開始
東京、2019年3月4日 バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ハーラルト・プリンツ)は、いもち病や初期害虫に効果を発揮する、抵抗性誘導型殺菌剤イソチアニルとネオニコチノイド系殺虫剤チアクロプリドの混合剤「ルーチン®コア箱粒剤」を、3月5日より販売開始します。
本剤は、イソチアニルが、稲が先天的に備えている自己防御機構を増強させ、いもち病に対して高い防除効果を発揮します。また、白葉枯病やもみ枯細菌病、内穎褐変病といった細菌病害や、穂枯れ(ごま葉枯病菌)にも効果を発揮します。さらに昆虫のニコチン型アセチルコリンレセプターに作用するチアクロプリドが速効的な殺虫活性を示し、長期にわたり制虫的な作用を持続させます。
水稲栽培において防除必須なコアな病害虫に特化し、コストを抑えつつも、優れた効果を実現しました。
【ルーチン®コア箱粒剤の特長】
- 抵抗性誘導型殺菌剤イソチアニルとネオニコチノイド系殺虫剤チアクロプリドの混合剤
- 水稲栽培において防除必須な、いもち病やイネミズゾウムシに優れた効果を発揮
- イソチアニルは植物病害抵抗性誘導型殺菌剤のため耐性菌発達リスクが小さく、既存のイネいもち病薬剤耐性菌に対しても有効
- 優れた浸透移行性と長い残効性
- 人畜、水産動植物に高い安全性を有し、環境への影響が少ない
【製品概要】
◇製品名: | ルーチン®コア箱粒剤 | ||||
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◇上市年月日: | 2019年3月5日 | ||||
◇登録番号: | 第24158号 | ||||
◇成分: | チアクロプリド・・・1.45% イソチアニル・・・2.0% | ||||
◇毒性: | 普通物 (「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称) |
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◇有効年限: | 4年 | ||||
◇荷姿: | 1kg×12袋 | ||||
◇販売ルート: | 系統:バイエル クロップサイエンス株式会社 | ||||
◇適用作物と適用病害虫: |
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◇使用量: | 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5 L) 1箱当り50g | ||||
◇使用時期: | 移植3日前~移植当日 | ||||
◇使用回数: | 1回 | ||||
◇使用方法: | 育苗箱の上から均一に散布 |