種類名:バチルス ズブチリス水和剤
成分:バチルス ズブチリスQST713株の生芽胞…5x109CFU/g
性状:淡褐色水和性粉末
登録番号:第23046号
荷姿(品名コードNo.):200gx24袋
毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物該当しないものを指していう通称)
有効年限:4年
作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
  野菜類 - うどんこ病 500倍 - 発病前から発病初期まで  -
散布(上澄液) - -
  灰色かび病
  うどんこ病 500~1000倍 散布
  灰色かび病
  豆類(種実) うどんこ病 500倍 散布(上澄液)
  灰色かび病
  うどんこ病 500~1000倍 散布
  灰色かび病
  いも類 うどんこ病 500倍 散布(上澄液)
  灰色かび病
  うどんこ病 500~1000倍 散布
  灰色かび病
  いちご うどんこ病 2000倍
  トマト 葉かび病 500倍
  ミニトマト
  ししとう 黒枯病
  食用ゆり 葉枯病
  にら 白斑葉枯病
  散布(上澄液)
  からしな(種子) うどんこ病
  灰色かび病
  うどんこ病 500~1000倍 散布
  灰色かび病
  かぼちゃ うどんこ病 16倍 3.2㍑/10a 無人ヘリコプターによる散布
  ホップ 1000倍 - 散布
  灰色かび病 500~1000倍
  ぶどう 500倍
  ハスカップ
  もも 灰星病
  ネクタリン
  おうとう
  散布(上澄液)
  すもも 散布
  散布(上澄液)
  ブルーベリー 斑点病 散布

使用上の注意事項 

  • 本剤の有効成分は生菌なので、散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布して下さい。また、開封後は密封して保管し、できるだけ早く使い切って下さい。
  • 本剤の所定量を所定量の水にうすめ、良くかきまぜてから散布して下さい。
  • 本剤は吸湿すると固化したり、効果が低下したりすることがありますので、貯蔵に当っては湿気に注意し、特に使用残りの薬剤は密封して乾燥した冷暗所に貯蔵して下さい。
  • 本剤は他剤と混用すると十分に効果が発揮されない場合がありますので、注意して下さい。
  • 本剤は保護作用が強く予防効果が主体なので、発病前から発病初期に7~10日間隔で散布して下さい。
  • 本剤を使用する場合、低温下(約10℃以下)では有効成分の活動が低下し効果が劣るので、低温が予想される場合には使用を避けて下さい。
  • 収穫期間近の散布、特におうとうでは着色期以降の散布では果実に汚れを生じるおそれがあるので注意して下さい。
  • ブルーベリーの着色始期以降の散布では、果実の汚れあるいは果粉の溶脱するおそれがあるので、使用を避けて下さい。
  • おうとうの着色期以降の散布では果実に汚れを生じるおそれがあるので、上澄液を散布して下さい。
  • すももの散布時の汚れは上澄液を散布すれば軽減されますが、着色始期以降の散布では果粉が溶脱するおそれがあるので使用を避けて下さい。
  • 上澄散布液の調製方法は、先ず所定の散布液濃度より10倍濃い薬液を調製し、よく撹拌して下さい。これを3~5分間程度静置後、底に溜まった沈殿物が入らないように注意しながら上澄液を採取します。採取した上澄液を10倍に希釈して散布液として下さい。
  • 本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意事項を守って下さい。
  • 散布は散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
  • 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
  • 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他の散布装置の十分な点検を行って下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意事項 

  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用して下さい。
    作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けて下さい。
  • 夏期高温時の使用を避けて下さい。

特長

  • 予防散布でうどんこ病、灰色かび病に高い効果を発揮します。
  • 野菜類や豆類(種実)のうどんこ病、灰色かび病の他、トマト・ミニトマトの葉かび病や、ししとうの黒枯病等、幅広い作物・病害に使えます。
  • 防除体系に組み込むことで化学農薬の耐性菌管理に役立ちます。
  • 化学農薬の代替・補完として使うことで、化学農薬の連続散布や使用回数を減らすことができます。耐性菌管理の観点から使用できる化学農薬が限られる場合でも、セレナーデ水和剤の散布を防除体系に組み込むことで、種類に限りのある化学農薬を有効に活用できます。
  • 結果として、効果的な防除体系を長年にわたり実施することが可能となります。
  • 有用昆虫や環境に対し高い安全性を持ち、使用しやすい剤です。
  • 有効年限4年、常温保存可能と高い製剤安定性を持ちます。
  • 新JAS法の有機農産物の生産に使用できます。
    ※改正JAS法において、「有機農産物」とは「化学的に合成された肥料及び農薬の使用」を避けたものを基本とする、と定義されています。