コンボラル®

COMBORAL

製品の特長

  • 広範囲の畑地一年生雑草に優れた除草効果を示します。
  • 除草効果の持続期間が長い薬剤です。
  • 粒剤タイプなので、使いやすく、手撒きもできます。

製品情報

  • 種類名:トリフルラリン・ペンディメタリン粉粒剤
  • 成分:トリフルラリン…1.2% ペンディメタリン…1.2%
  • 性状:黄色細粒および微粒
  • 登録番号:第18862号
  • 荷姿:3kg×8袋
  • 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:5年
  • PRTR:1種トリフルラリン…1.2% 1種ペンディメタリン…1.2%、2種パリゴルスカイト…86.3%

ダウンロード(SDS・カタログ)

作物別適用及び使用方法

作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
使用目的 希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
  陸稲 一年生雑草(ツユクサ、キク科を除く) 4~6kg/10a は種直後本剤:1回
トリフルラリン:1回
ペンディメタリン:1回
全面土壌散布砂壌土~埴土関東以西
  麦類本剤:1回
トリフルラリン:2回以内
ペンディメタリン:1回
北海道を除く全域
  キャベツ定植前(植穴掘前)本剤:1回
トリフルラリン:1回
ペンディメタリン:1回
全域
  はくさい
  ねぎ定植直後本剤:1回
トリフルラリン:2回以内
ペンディメタリン:1回
全土壌
  たまねぎ定植後 但し、収穫75日前まで砂壌土~埴土
  たまねぎ(露地マルチ栽培)定植前(マルチ前)北海道を除く全域
  にんにく植付前~植付後 但し、収穫90日前まで全域
  にんじんは種直後本剤:1回
トリフルラリン:1回
ペンディメタリン:1回
  ばれいしょ植付後~萌芽前(雑草発生前)北海道を除く全域
  さといも植付直後本剤:1回
トリフルラリン:1回
ペンディメタリン:2回以内(土寄せ後の処理は1回以内)
全域
  やまのいも植付後~萌芽前 但し、植付後30日まで本剤:1回
トリフルラリン:1回
ペンディメタリン:1回
全土壌
  こんにゃく植付後、培土後(萌芽前)本剤:1回
トリフルラリン:2回以内
ペンディメタリン:1回
砂壌土~埴土

注意事項

使用上の注意事項

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきって下さい。
  • 本剤は雑草の発生前~発芽時に有効ですが、雑草の生育が進むと急激に効果が低下しますので、使用時期を失しないように土壌表面に均一に散布して下さい。
  • 土壌が非常に乾いている時は効果が劣りますので、土壌が適当に湿っている時、または適当に湿らせてから表面散布して下さい。
  • 風によってまきむらを生じやすいので注意して下さい。
  • 本剤はイネ科および広葉の一年生雑草に効果がありますが、キク科雑草とツユクサには効果が劣りますので、これらの雑草の優占圃場では使用しないで下さい。
  • 使用に当っては、砕土および整地はていねいに行って下さい。また、覆土は細かく砕いた土を用いてうすすぎないようにていねいに行って下さい。麦類、陸稲は薬害を生じやすいので、覆土深は2~3cmになるように注意して下さい。とくに大麦は砂質土壌で使用する場合、登録内の低薬量で使用して下さい。
  • キャベツおよびはくさいのセル成型苗には薬害が発生するおそれがありますので使用をさけて下さい。
  • たまねぎ(露地マルチ栽培)に使用する場合には、薬害をさけるため定植7日前までに散布して下さい。
  • 水田裏作の麦類に使用する場合には、排水不良田など土壌が湿りすぎていると砕土や覆土が不十分となり、効果むらや薬害の原因となることがありますので、過湿状態での使用はさけて下さい。
  • 激しい降雨が予想される時には使用をさけて下さい。
  • 重複散布すると薬害のおそれがありますので、まきむらのないように均一に散布して下さい。
  • 蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 本剤は靴、作業衣等に付着すると着色しますので取り扱いに注意して下さい。
  • 本剤はマルチ、トンネルやハウス栽培では薬害をさけるために特別な注意が必要ですので、使用する前に必ず農業技術者によく相談して下さい。

安全使用上の注意事項

  • 通常の使用方法では危険性は低いですが、誤食などのないように注意して下さい。
  • 本剤は眼に対して刺激性がありますので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯して下さい。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意して下さい。
  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
  • 散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。
  • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努めて下さい。
  • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。