イネリーグ®ジャンボ®

製品の特長

  • 3成分で高い除草効果
  • 広い散布適期幅(移植直後~ノビエ3葉期)
  • ノビエへの高い除草効果(殺草効果・残効性)
  • SU抵抗性雑草に対する高い除草効果(ホタルイ・コナギ・アゼナ等)
  • 特殊雑草に対する高い除草効果(クサネム・イボクサ)
  • 水稲に対する高い安全性

製品情報

  • 種類名:クロメプロップ・テフリルトリオン・フェントラザミド粒剤
  • 成分:クロメプロップ・・・11.2% テフリルトリオン・・・7.5% フェントラザミド・・・7.5%
  • 性状:淡褐色細粒 水溶性パック入り 1パック40g
  • 登録番号:第24009号
  • 荷姿:400g×12袋(系統のみ)
  • 毒性:普通物(「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称)
  • 危険物:
  • 有効年限:3年
  • PRTR:1種フェントラザミド・・・7.5%

ダウンロード(SDS・カタログ)

作物別適用及び使用方法

作物名 適用場所 適用病害虫
雑草名
使用目的 希釈倍数
使用量
散布液量 使用時期 使用回数 使用方法 適用土壌 適用地帯名
  移植水稲 一年生雑草 小包装(パック)10個(400g)/10a 移植直後~ノビエ3葉期 ただし、移植後30日まで本剤:1回
クロメプロップ:2回以内
テフリルトリオン:2回以内
フェントラザミド:1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。  
  マツバイ
  ホタルイ
  ミズガヤツリ
  ウリカワ
  クログワイ
  オモダカ
  ヒルムシロ
  セリ
  シズイ
  直播水稲一年生雑草稲1葉期~ノビエ3葉期 ただし、収穫90日前まで
  ホタルイ
  ミズガヤツリ
  ウリカワ
  ヒルムシロ
  セリ

注意事項

使用上の注意事項

  • 必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきって下さい。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに時期を失しないように散布して下さい。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するようにして下さい。ホタルイは3葉期まで、ミズガヤツリは4葉期まで、ウリカワは2葉期まで、クログワイ、オモダカは発生始まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期です。また、コナギは3葉期までが散布適期です。クログワイ、オモダカ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用して下さい。
  • 散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深5~6cm)で、散布して下さい。極端な浅水や深水での使用はさけて下さい。本剤は小包装(パック)のまま10アール当り10個の割合で水田に均等に投げ入れて下さい。
  • 散布後3~4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないで下さい。また、入水は静かに行って下さい。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化および植付作業は丁寧に行って下さい。未熟有機物を使用した場合は、特に丁寧に行って下さい。
  • 以下の条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけて下さい。
    • 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)
    • 軟弱苗を移植した水田
    • 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
  • 藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性があるので使用をさけて下さい。
  • 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので使用しないで下さい。
  • 著しい多雨条件では除草効果が低下する場合があるので使用はさけて下さい。
  • パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意して下さい。
  • 散布田の田面水を他の作物に灌水しないで下さい。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に注意して下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用して下さい。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意事項

  • 水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意して下さい。
    • 誤食などのないよう注意して下さい。
    • 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • 水産動植物(藻類)に影響をおよぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用して下さい。
  • 散布後は水管理に注意して下さい。
  • 空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。水溶性フィルムは吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管して下さい。また、強く加圧されると包装材フィルムが劣化するおそれがあるので下積みにならないようにして下さい。F