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2011年12月
ドイツ・バイエル クロップサイエンス社は、殺菌剤ロブラールとスポルタックをFMCに売却いたしました。
 ドイツ・バイエル クロップサイエンス社(本社:ドイツ、モンハイム、社長:サンドラ・ピーターソン)は、殺菌剤製品の数品目をFMC社(本社:米国、フィラデルフィア)に売却したことを本日付けで発表しました。譲渡範囲に含まれるのは、ヨーロッパを除く世界各地で農業用に使用されているロブラール(有効成分:イプロジオン)およびスポルタック(有効成分:プロクロラズ)製品群です。譲渡の金額など詳細な条件については公表していません。

バイエル クロップサイエンス社は、製品群の若返りを図り、重点ブランド製品に注力することによる、農薬関連事業の再構築を行っています。「今回の売却は、当社の製品群を最適化し、高い収益性のもとに成長するための堅固な基盤を構築する、という世界戦略に沿ったものです。」とドイツ・バイエル クロップサイエンス社のサンドラ・ピーターソン社長は説明しています。「また、当社にとって本案件は、農業関連業界における重要企業であるFMC社との関係を深めるすばらしい機会となりました。」とも述べています。

FMC社のピエール・ブロンドー社長、最高経営責任者兼会長は、「今回の買収はFMC社の『ビジョン2015』成長戦略における主要な施策の一つです。当社は、既存の長期計画の実行も継続します。この計画のもとでは、有機的成長を追求する一方、既存の技術ポートフォリオを補完し、重要な事業、市場、地域における当社の位置付け強化につながる、的を絞った事業買収による成長も視野に入れています。また、今回の買収案件はFMC社にとっても刺激的なものであり、農薬関連分野で高名なリーダー企業であるバイエル クロップサイエンス社と関わりをもつことができ光栄です。」と述べています。

ロブラール、スポルタックは主要ブランド製品として50カ国を超える国に農薬登録を持ち、麦類、カノーラ(ナタネ)、ダイズ、イネ、バレイショ、果樹、野菜など幅広い作物に使用されています。両製品ともに病害防除に卓効を示し、IPM(総合的病害虫管理)防除に適しています。また、耐性管理対策の有効なツールとしても活用されています。

但し、ロブラールに関しては、日本においてバイエル クロップサイエンス株式会社がこれまで通り販売を継続していきます。


バイエル クロップサイエンス社について:
ドイツ・バイエル社はヘルスケア、農薬関連及び先端素材の分野を中心に、グローバルな研究を基盤とする成長志向の会社です。バイエルのグループ会社の一つであるバイエル クロップサイエンス社は、売上高は68億3000万ユーロ (2010年)で、農薬、防疫用薬剤、そして種子及び植物バイオテクノロジーの業界で世界をリードしています。同社は最新かつ、持続可能な農業の発展に寄与し、さらには非農業分野での用途にも役立つ幅広い製品群と、卓越したソリューションを提供しています。同社は世界の120カ国以上に20,700名の従業員を擁しています。詳細はwww.bayercropscience.co.jp をご参照ください。

FMC社について:
FMC社は、100年以上の歴史を誇り、農業、工業、および一般消費者市場向けに高品質な製品と革新的なソリューションを提供する化学品メーカーです。売上高は約31億ドルで、世界各地に約5000人の従業員を擁しています。詳細はwww.fmc.com をご参照ください。



バイエル クロップサイエンス株式会社
2011年12月6日、東京