2024年3月

雑草の発生状況に合わせた除草処方提案をサポートするデジタル診断・処方アプリケーション
バイエル クロップサイエンス、「my防除®」の一般向け提供を開始

  • 雑草の発生状況と当社が保有する試験データに基づき、最適な雑草防除をサポート
  • 「水田雑草 テーラーメイド防除®」の核となるデジタル診断・処方ツールとして、「適切な薬剤(有効成分)」、「適切な量」、「適切なタイミング」の処方提案を実現
  • 営農支援アプリ「アグリノート」と連携し、営農管理から防除技術提案までの一気通貫したソリューションを提供

東京、2024年3月27日 ― バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂田 耕平、以下バイエル クロップサイエンス)は、当社が保有する試験データと登録いただいたデータに基づき、雑草の発生状況に合わせて最適な除草剤の処方提案をサポートするウェブアプリケーション「my防除®https://mybj.jp/mybojo/)」の一般向け提供を開始いたしました。

「my防除®」は、圃場の所在地、雑草の発生状況、代かきから田植えまでの日数などを登録することにより、最適な雑草防除の処方を提案するウェブアプリケーションです。雑草の発生状況や処方のデータは蓄積することができ、データの共有や継承も可能で、雑草防除の効率化・省力化を実現します。また、新たに、ウォーターセル株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:渡辺 拓也)が提供する営農支援アプリ「アグリノート(https://www.agri-note.jp/)」との連携が可能となり、「my防除®」で作成した防除処方を「アグリノート」に取り込んで防除計画や実績の記録・管理をすることで、営農管理から防除技術提案までの一気通貫したソリューションの提供を実現します。

バイエル クロップサイエンスは、水稲、畑作、野菜および果樹の豊富な農薬ポートフォリオに加え、新たなソリューション「水田雑草 テーラーメイド防除®https://cropscience.bayer.jp/ja/home/product/tailormade-control)」を展開しています。本ウェブアプリケーション「my防除®」は、その処方提案の核となるデジタル診断・処方ツールとして、「水田雑草 テーラーメイド防除®」で使用する高濃度フロアブル製剤を組み合わせることで、発生雑草が異なる圃場ごとに「適切な薬剤(有効成分)」、「適切な量」、「適切なタイミング」の処方提案を実現します。

バイエル クロップサイエンスは、専門性を有する各領域のパートナーとの「Co-Creation -共創」によって、日本の農業における様々な課題を解決し、農家さんへ新たな価値を提供してきました。「水田雑草 テーラーメイド防除®」による圃場ごとの課題に合わせた最適な処方提案も、各領域のパートナーと連携してより効果的に、より幅広く実現できるよう推進し、今後も農家さんへのサポートを強化し持続可能な農業に貢献していきます。

【ソフトウェア概要】

◇ソフトウェア名 my防除®
◇ソフトウェア形式 ウェブアプリケーション
◇アクセス先 https://mybj.jp/mybojo/
◇価格 無料

圃場所在地入力画面

雑草種・密度入力画面

圃場の水持ち、代かき~田植えまでの日数入力画面